日本の領土問題の基本をコミックで 『マンガ 尖閣・竹島・北方領土 ~知らなきゃヤバい国境問題~」
尖閣諸島・竹島・北方領土と、現在日本が3つの領土問題を抱えていることは多くの方はご存知のことと思われる。しかし、それぞれ同列の問題ではなく実際は違っているという。
国境カメラマンの山本皓一氏原作の『マンガ 尖閣・竹島・北方領土 ~知らなきゃヤバい国境問題~』は、これらの国境問題がマンガで書かれており入門書としてとにかくわかりやすい。
Amazonの評価にも、
「入門書ですが、大切な基礎資料です」
「国境問題がわかる入門書に最適」
「領土知識を得られ、マンガとしても面白い」
といった題目が並ぶ。
尖閣諸島は明らかな中国による「侵略」であり、竹島は、空き家に武器を持って閉じこもった「不法占拠」なのです。北方領土は、ロシアと日本両国に領土問題が存在するという大前提があります。二島返還論などがあったことからもわかるように、話し合いで解決するというルールが明確ですから、大人の話し合いができます。(本書より)
尖閣・竹島・北方領土の全てを踏破したという山本氏。アシスタントのかわいい女の子キャラとの取材や会話を通して、それぞれの問題の歴史や現状などを解説している。初版の発行は2013年7月25日であるのだが、そのころから領土問題については全く進展はなく、むしろこじれてきているのではと思われる。これら問題を理解する上での初歩的な知識を得たいという方にはオススメの一冊である。
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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