will と be going to を使い分けられていますか?
今年も夏休みが始まりました。海外旅行の計画を練っている方も多いと思いますが、海外に行った際、「もう少し英語が話せたら良いのに…」と感じた事はありませんか?
人に道を聞いたり、レストランで注文をしたり、現地の人と交流をしたり……。気軽に英語でコミュニケーションが取れると楽しみも倍増するものです。
そんな楽しみを手助けするため、海外出発1週間前でも間に合う英語力上達の本を紹介します。
タイトルは『1週間で英語が話せるようになる26のルール』。著者はコミュニケーションアナリストとして活躍する上野陽子さんです。
「幾つかのルールがわかれば、英語はだいぶ楽に話せるようになるのです。そのルールをまとめたのが、この本です」(本書より)
そう語るように本書は、短期間で英語の仕組みがわかるように、基本的な26のルールについて書かれてあります。つまり7日間で26のルールを頭に叩き込めば、かなり英会話力が上がるというのです。
たとえば10個目のルールに”will と be going to を使い分ける”というものがあります。いずれもおおまかに「未来形」と覚えている人にとっては、使い分けができること自体、驚きではないでしょうか。
ちなみに本書では以下のように解説されています。
will→話している時点で決めた提案や予定
be going to→すでに決定している予定。現在の状況から、起こりそう・予想されること。
「willとbe going toは、今決めたか、前から決めていたのか『点』と『線』の違いがあります。またwillのほうが『決定する』という意志も感じられる言葉です」(本書より)
また、本書には、英語の基本的なルールの他に、”前置詞のイメージをとらえよう!”という項目があります。そこには、各前置詞のイメージを以下のような表現で記しています。
「内側にある」イメージのin
「接触している」イメージのon
「特定の一点」や「尺度」のイメージのat
「多くの中のひとつ」をイメージさせるof
「何かを捧げる」イメージのfor
「寄りそう」イメージのby
間違えやすい前置詞もこうしてイメージで捉えると断然理解しやすくなります。
本書を読めば1週間ですらすら話せるようになるかは、元々の英語力にもよりますが、英語の基本ルールをしっかり押さえることができるので、海外旅行に行く前に、一度目を通しておくと旅がより楽しくなることでしょう。
大ピンチの日本酒業界が海外のブームに乗じて復権する?
文章力を鍛えれば出世する?
「画期的なアイデア作り」に最適な場所は、ベッド、お風呂、それともトイレ?
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。