SSWマーク・ビアンキがインストゥルメンタルEPを配信リリース、本日より試聴もスタート
ハー・スペース・ホリデイとしての活動で知られるシンガー・ソングライター、マーク・ビアンキが6月にソロ名義でリリースしたシングル『WOUNDS』に続き、4曲入りEP『A LETTER TO NOWHERE』を7月30日(水)に配信限定リリースする。OTOTOYでは本日7月23日(水)より試聴と予約がスタート。また予約者には特典として未発表曲「A Day at The Museum」が付属する。
2011年に突如ハー・スペース・ホリデイとしての活動の終結を宣言。その後表に出てくることがなかったマーク・ビアンキだが、沈黙を破り2014年6月にシングル『WOUNDS』をリリース。その約1ヶ月後再び、EPという形で彼の新作が登場した。
今作『A LETTER TO NOWHERE』はマークの親友でもあり、数々のコラボレーションを重ねてきた日本人イラストレーターHeisuke Kitazawa or PCPの個展用に書き下ろされたインストゥルメンタル4曲。実にマークらしく優しいサウンドとなっている。先述したようにOTOTOYでは予約特典として、未発表曲がダウンロード可能となるので購入を検討している方にはぜひ予約をオススメしたい。(鶯巣大介)
・『A LETTER TO NOWHERE』の試聴&予約はこちらから
MP3 http://ototoy.jp/_/default/ p/44258
WAV / ALAC / FLAC (24bit/48kHz) http://ototoy.jp/_/default/ p/44259
・マーク・ビアンキ詳細
http://www.andrecords.jp/blog/artist/ marc-bianchi/
マーク・ビアンキ / ア・レター・トゥ・ノーウェア
配信限定EP、日本先行リリース
発売日 : 2014年7月30日(水)
価格 :
MP3 単曲 200円 EP 600円(ともに税込)
WAV / ALAC / FLAC (24bit/48kHz) 単曲 250円 EP 750円(ともに税込)
曲目 :
1. We Broke The Light
2. In The Snow
3. Tokyo Bear
4. A Letter To Nowhere
マークからのメッセージ
「2013年の晩春、僕の親友、北沢平祐があるものを送ってきたんだ。それは、彼が当時手がけていた連作「ひかりはゆがみ」の初期ヴァージョンだった。スクリーンの上のイメージを眺めていると、頭の中でサウンドとテクスチャーが聞こえ始めたんだ。僕は平祐に訊いた。「君が送ってくれた美しくも厳しいイメージに添うようなサウンドトラックを作り始めてもいいかい?」と。ありがたいことに、答えはYesだった。こうして僕たちのアートと音楽の最新のコラボレーションは始まったんだ。
彼のこれまでの作品すべてと同じように、希望と喪失感で同時に満たされたような複雑なキャラクターのエモーションに感動した。すぐに曲作りに取り掛かったよ。どんなサウンド・ストーリーが展開されていくのか、自分でも楽しみだった。新たに出来上がってくる音の景色だけでなく、ライブラリーに眠っていた初期の未完成の作品たちにも引き寄せられていった。それらは、彼の美しいイメージたちのそばに、ようやくホームを見つけたかのようだった。小さな音楽の断片は、彼のイメージのムードに合うように、引き伸ばされたり、再加工されたりした。
最初は、「A Letter To Nowhere」は、2013年12月に東京のGellery Speark Forで行われた彼の個展に来てくれた人のためだけに流されるようにというアイディアで作られたものだった。でも時が経つにつれて、このプロジェクトの存在が大きくなってきて、オリジナル・コレクションのうち、特に気に入った4曲をリリースすることにしたんだ。そのことを、平祐に確認したら、彼の答えは、いつもの、そして支えとなる「もちろん!」だった。
こうして、ほぼ1年後に、リリースされることになった。「A Letter To Nowhere」は、北沢平祐の素晴らしいアートワークだけでなく、彼自身にもインスパイアされているんだ。平祐は、僕が創造したり、人間として成長するように、常にインスパイアしてくれるし、勇気付けてくれる」
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