【NY最新レポ】 お茶、パック寿司、ラーメン…「日本」ブーム続々

1かつて海外で見かける日本関連といえば「寿司」がメインでした。その寿司を提供する“本物”の日本料理店は日本よりもはるかに高価な高級食で、現地で食べたくてもなかなか手が出なかったのも事実。その日本食に最近、ニューヨークで変化がいくつか見られます。

たとえば、寿司。もちろん今でもニューヨークで高級品には違いないのですが、よりリーズナブルなテイクアウト用のパック寿司が売られているのが増えました。日本にも進出する食材店「DEAN & DELUCA」にはパック寿司を売るコーナーがありますし、ドラッグストアの食材コーナーで見かけることも。それも1パック6ドル程度(約600円)と日本と比べると少々高いかもしれませんが、物価の高いマンハッタンではまだ手が出せる値段。しかも、その味は本場の日本には及ばないものの、レベルは着実に上がってきています。
また、日本のラーメンもひそかなブームで、ハンバーガーなどと並んで”RAMEN”マップのニューヨーク版が登場。博多一風堂をはじめ、本格的なラーメンの味がニューヨークで味わうのもそれほど難しくなくなりました。
さらに、日本茶も見直されてきています。伊藤園が「お~いお茶」を10年以上前にアメリカで発売した当時は見向きもされなかったそうですが、健康志向に強いニューヨーカーに対して粘り強いアピールをした結果、いまやアメリカのスーパーなどでも販売されるほどに。一方、京都の老舗日本茶専門店「一保堂本舗」も先日、グランドセントラル駅近くに店舗をオープン。茶葉の販売のほか、テイクアウトも可能で、日本のおいしいお茶をニューヨークでも味わうことができます。
5番街にある「ユニクロ」もすっかりニューヨークに定着した感があります。世界一の激戦区といわれるニューヨークで続々と進出する数々の「日本」カルチャーはニューヨーカーにも受け入れられているのを実感します。

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(Written by AS)
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