下駄箱は四次元ポケットにあらず! 賢い靴の収納術
気学や風水の世界では、玄関は運勢を整えるための重要な場所らしい。しかしながら、いつも玄関を美しく整えておくことは大変だ。なにより靴は大いにかさばる。しかも年々増えていく。油断するとカビが発生したりするし、下駄箱に無理に押し込めたブーツがイビツなカタチに変形してしまうなどといった、悲しい事件もあるだろう。
この悩みを、整理収納士の小宮真理さんにぶつけてみた。小宮さんは整理収納アドバイザー1級と二級建築士の資格を併せ持つ、まさにお片付けのプロである。
「私たちアドバイザーが考えるのは、1カ所にたくさん収納することではなく、いかに使いやすく取り出せるか。いっぱいいっぱいに納めるのではなく、その棚に入る適正な量はどれくらいか、なんです」
賢い収納方法の前に、その棚の許容量を超えないようにすること。思えば当たり前の話である。下駄箱の許容量には限界があるのだ。許容量を超えないためにすべき工夫とは?
「まずは不要となった靴を捨てることが重要になります。形が崩れたりヒールが割れたりしたもの、または流行遅れの靴や1年以上履いていない靴は捨てたほうがいいですね。その際、下駄箱に入れたままだとアレもコレも大事ってなりがちですけど、全部の靴を1カ所に出して比較してみてください。ひとまとめにして眺めてみると判断基準がはっきりしてくるはずです」
やはり基本は捨てることのようだ。では、それでも下駄箱をオーバーしてしまう靴はどうすればいいのか。
「靴もシーズンによって衣替えするといいでしょう。夏でしたらブーツなどは押入れの天袋などにしまっておいたほうがいいかもしれません。必ずしも靴を下駄箱の周りに置いておく必要はありません」
靴の衣替え……。その発想はなかった。靴の収納に悩んでいる方、アドバイスを参考に一度下駄箱を整理してみてはいかが?
●取材協力
整理収納士 小宮真理さん
http://ameblo.jp/kaiteki-marisroom/
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/07/02/65296/
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