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ウメハラロングインタビュー!! EVOへの意気込み+50の質問

umehara

2010年4月にアメリカの大手周辺機器メーカー“Mad Catz”とスポンサー契約を結び、日本で最初のプロ格闘ゲームプレイヤーとなった、“ウメハラ”こと梅原大吾氏。カプコンの格闘ゲームを得意とし、20年近くに渡りトッププレイヤーとして君臨、「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネスにも登録されている。海外コミュニティーで行われたアンケート“全プロゲームの歴史で最も偉大な瞬間BEST10”には2つの試合がランクイン、『背水の逆転劇』の呼び名で知られる試合は1位を獲得した。

近年はゲームだけでなく執筆活動も盛んで、処女作『勝ち続ける意志力』は昨年の『Amazon Kindle』本 新書部門で第一位、続編となる『勝負論ウメハラの流儀』も高評価を得ており、自身が監修する自伝的漫画も発売されている。

そんなウメハラ氏に、格闘ゲーム大会『Evolution』直前インタビューをお願いし意気込みを伺ってみました。後半はゆるーい質問で素顔に迫る二部構成となっているので、そちらもお楽しみに。

Evolutionとは

多くの人気タイトルでトーナメントが行われる“世界最大の格闘ゲーム大会”。今年はラスベガスのホテル『Westgate LasVegas Resort&Casino』にて、7月12日より3日間に渡り開催され、『ウルトラストリートファイター4』や『大乱闘スマッシュブラザーズDX』、『アルティメット マーヴルvs.カプコン3』、『ブレイブルー クロノファンタズマ』など、日本からも多数のプレイヤーが参加する。

『ストリートファイター』シリーズ最新作『ウルトラストリートファイター4』では参加者が約2000人、配信サイト『Twitch』の最大同時視聴者数は10万人以上が予想される大規模なゲームイベント。『ニコニコ生放送』でも現地会場の生放送ブースから日本語による実況・解説配信が行われる。

―― 今回の『EVO』が『ウル4』で参加する最初の海外大会になると思うのですが、自信はいかがですか?

ウメハラ氏(以下ウメハラ): 規模が大きいので、当然優勝確率というのは誰もが高くないと思いますけど、例年に比べてどうかと言われれば去年よりは自信はあります。

―― 昨年はベスト8でしたよね。今年は強いキャラクターを選んでいるということでしょうか?

ウメハラ: そうですね。

―― 今まで使っていたリュウから、殺意リュウにキャラクターを変更したのはなぜですか?

ウメハラ: このバージョンはリュウだとちょっと厳しいと感じたっていうのが一番ですけど、リュウというキャラクターが今回のバージョンアップであまり変わらなかったので、新しいキャラクターをやりたかったというのもあります。

―― 仕上がり具合はどうですか?

ウメハラ: 短期間にしてはいい方だと思ってます。

―― 殺意リュウは強いですか? 今回強そうなキャラクターを教えてください。

ウメハラ: ユン、フェイロン、キャミィ、殺意リュウ、ジュリが強いと思います、なので十分強いですね。

―― やはりユンが頭ひとつ抜けてるといった感じですか?

ウメハラ: そうですね。上位キャラ同士の試合ではそこまででもないですけど、下位キャラに対しての強さは半端じゃないですね。ジュリも同じように下位キャラに強いんですが、上位キャラに対して相性の悪い組み合わせが多そうですね。

―― 『EVO』で注目している選手はいますか?

ウメハラ: 日本人以外だと、『TOPANGAリーグ』に出てた人達は気になりますね、上がってきそう。

―― ここに注目したら、より楽しめるというポイントはありますか?

ウメハラ: 難しい質問ですね。むしろ皆さんの方が楽しみ方を知ってそうですけど……普段あまり格闘ゲームの大会を観ない人に向けてという意味なら、ひいきの人を決めておくと良いかもしれないですね。この人のプレイ派手だなとか、顔でもいいし、何人かそういう人を見つけておくと楽しめると思います。

―― 自分の、こういうところを見て欲しいという思いはありますか?

ウメハラ: 『Evolution』に関してはスパンも短いので、単純に結果を観てもらうという感じですね。今まで使ってたリュウに比べて、今回使う殺意リュウというキャラクターは勝つ力が凄いので。ただ、リュウでやってきたことが活きてるのは間違いないので、そのプラスアルファを楽しんでもらえればと思います。

―― プロ5年目ということで、何か変わった事はありますか?

ウメハラ: バランスはとれてきたのかなと思います。1年目、2年目はとにかく勝たなきゃダメだと思っていて、3年目は勝たなきゃいけないという気持はもちろんあるけど、加えてリュウでどこまで行けるのかっていう内容重視の年。そして4年目の後半ぐらいからは、本とかも出て自分に関わってる人も増えたので、リュウでどこまでという自己満足だけじゃなく結果も求められてる。そういう意味では、丁度いいバランスなのかなと思ってます。

―― 大きな大会の直後など、普通なら休息をとりそうなタイミングでも、ゲームセンターに行っているのをお見かけしますが、それはなぜですか?

ウメハラ: 何も終わってないからですね。『Evolution』は勝ったから『TOPANGAリーグ』は負けても良いというものではないので、大きな大会が終わったから休むということはありません。疲れたら休むということはありますけど、それはあくまで自分の中の問題なので、課題があればガンガン行きますね。無くても探します。その積み重ねが今に繋がっていると思ってますので。

―― それは他の人と差をつけるという考え方からですか? それともひたすら自分を研ぎ澄ましていくような感覚ですか?

ウメハラ: 練習内容は自分の中でのことですけど、他の人が休んでいる時にもやるから差がつくとは思ってます。差別化はしていかないとプロとして意味がないので。

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