Google、Androidスマートフォンと連携する自動車向けAndroid OS「Android Auto」を発表、OAAメンバーが40社に増加
GoogleがGoogle I/O 2014カンファレンスでOAA(Open Automotive Alliance)で開発された自動車向けのAndroid OS「Android Auto」を正式に発表しました。Android Autoは、日々のドライブを安全かつ操作をシンプルにするAndroidベースのプラットフォームです。基本的にはダッシュボードに据え付けられているAndroid Auto搭載の車載システムとドライバーのAndroidスマートフォンをリンクさせて利用します。Android AutoではAndroid WearのAPIも活用しているそうなので、Androidスマートフォン・タブレット向けのアプリでも容易にAndroid Autoにも対応できるとされています。また、開発者向けにはAndroid Auto SDKも提供される予定です。Android Autoで重視している機能は、地図・ナビゲーション、音声操作・読み上げ、音楽などのマルチメディア機能、通話機能の4点になるようです。
AndroidスマートフォンをAndroid Autoに接続して利用を開始。
UIの作りはこんな感じ。音声で機能を呼び出したり、検索することができます。下部にはよく利用する機能のショートカットボタンが表示されています。音声検索などを行った際の結果は画面中央に表示されます。
音声検索・操作の実行画面。
アプリは独自のUIを採用しており、タッチでも操作できます。
Android Autoの重要な機能となるGoogleマップは通常版とは違って音声操作に完全対応。
Android Auto SDKも提供される予定(リリース時期は不明)。
Android Autoアプリを提供する予定のベンダー。
OAAには現在までに40社が参加。Acura、Alfa Romeo、Bentley、Chevy、Chrysler、Dodge,、ホンダ、ヒュンダイが年内にAndroid Auto対応車を発売する予定らいし。
●(juggly.cn)記事関連リンク
Sony Mobile D66XX(PM-080X-BV)がドイツで認証を取得、Xperia Z3?
Google I/O 2014で発表されたChromebookの販売国リストに日本が含まれる、Androidと連携する新機能も発表される
Android “L”リリースのDeveloper PreviewがNexus 5とNexus 7(2013)向けに米国時間26日朝リリース予定
国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ
ウェブサイト: http://juggly.cn/
TwitterID: juggly
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。