【東京おもちゃショー2014】今回の目玉は『スター・ウォーズ』! 大手2社が多数発表した新製品をまとめて紹介
6月12日に東京国際展示場(ビッグサイト)で開幕した『東京おもちゃショー2014』。今回の目玉は2015年12月18日に新作のエピソード7が公開予定の『スター・ウォーズ』関連のおもちゃです(断言)。バンダイ、タカラトミーの大手2社が新製品を多数発表、それぞれのブースに『スター・ウォーズ』コーナーを設けています。
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新作とはいえ、エピソード4~エピソード6のメインキャストの出演が発表され、オールドファンからも期待が高まるエピソード7。2社から発表された製品も、旧3部作を中心としたラインアップがそろえられています。
プラモとフィギュアで強みを発揮するバンダイ
まずはバンダイブースの出展内容をご紹介。発表会では上野和典社長が「長い間商品化を希望していた」とコメントし、満を持して『スター・ウォーズ』製品に参入するバンダイ。プラモデルやフィギュアといった得意のジャンルでデザイン力と開発力を活用していくほか、食玩やカードなど幅広く展開していくとのこと。
『スター・ウォーズ』コーナー中央には巨大なスター・デストロイヤーの模型が飾られています。
プラモデルでは、1/12スケールのダース・ベイダーが2014年秋に発売予定。クラウド・シティでの戦いで圧倒的な強さを見せたエピソード5版を再現し、手足だけでなくマントも可動式にするそうです。
1/12のストームトルーパーは参考出展。標準装備のブラスターとロングレンジのブラスター・ライフルを装備、エピソード4やエピソード5のシーンを再現できるとのこと。
1/12のR2-D2も参考出展。エピソード4でルークが最初に購入しようとしたR5-D4とのセットで企画中。
1/12のC3-POも参考出展。劇中同様に可動するギミックを搭載する予定だとか。
1/72のタイ・アドバンストx1(ダース・ベイダー専用機)は2014年秋に発売予定。劇中のミニチュアや資料を検証し、プラモデルでは初めてコックピットまで再現するなどこだわりの造形を目指すとのこと。
1/72のX-ウィング・スターファイターは2014年秋に発売予定。エピソード4でルークが搭乗したレッド5機を再現。
コックピットの後ろにはR2の姿も。
LEDでエンジンを点灯し、翼が開閉するコンセプトモデルも出展されています。
デス・スター戦をイメージしたディスプレイモデルも参考出展。デス・スター表面のディテールがたまりません。
フィギュア製品では『S.H.Figuarts ダース・ベイダー』『S.H.Figuarts ストームトルーパー』が2015年に発売予定。可動ギミックに期待が持てそうです。
造形作家の竹谷隆之氏がダース・ベイダーを武者にアレンジ、鎧姿に妖刀・輝刀(ライトセーバー)を持たせた『Movie Realization 侍大将 ダース・ベイダー』は2014年冬に発売を予定しています。
全高約55mmのサイズでデフォルメされた食玩『FW スター・ウォーズ コンバージ』は2015年春に発売予定。メーカー希望小売価格が540円(税込み)と発表されています。
タマゴがフィギュアに変形する『エッグスターズ』シリーズにも、ダース・ベイダー、ストームトルーパー、ボバ・フェット、R2-D2、C3-POが登場します。税抜き980円で2015年3月に発売予定。
ダース・ベイダーなんかタマゴの殻がマントになっちゃう強引さがいい感じです。
『ヘッドコレクション(仮)』はコレクターズアイテムになりそうな頭部フィギュア。ダース・ベイダー、ルーク・スカイウォーカー、ヨーダ、ハン・ソロ、チューバッカ、ストームトルーパー、タイ・ファイター・パイロット、ボバ・フェット、R2-D2、C3-POが展示されていました。第1弾はエピソード4から主要キャラクター6種、第2弾以降もエピソードごとにキャラクターをラインアップしていくのだとか。2015年1月の発売予定で、メーカー希望小売価格は税抜き780円です。
変わったところでは、1983年に発売されたロングセラーのインテリアホビー『スペースワープ』と『スター・ウォーズ』がコラボしたコンセプトモデルを出展。レールの上をボールが転がるこのおもちゃ、どこかで見たことあるという人は多いのでは? デス・スターを中心にミレニアム・ファルコンやX-ウィング、タイ・ファイターが飛び交い、その間をボールが転がっていくというシュールなインテリアです。
発表会ではカードゲームの発売も予告されていました。
主力シリーズを軸に幅広い展開が期待できるタカラトミー
続いてタカラトミーブースの出展内容をご紹介。エピソード4公開当時から『スター・ウォーズ』製品を展開してきた歴史を誇るタカラトミー。
『スター・ウォーズ』コーナーには過去に販売された製品も展示され、個人的には懐かしさいっぱいでした。R2のラジコン、欲しかったなあ~。
今回タカラトミーから発表されたのは、『トミカ』とダイカストフィギュア。『スター・ウォーズ トミカ SWT-01 ミレニアム・ファルコン』は2015年1月に発売予定。
『スター・ウォーズ トミカ SWT-02 X-ウィング・ファイター』も2015年1月に発売予定。
『スター・ウォーズ トミカ SWT-03 タイ・ファイター』も2015年1月に発売予定。
『スター・ウォーズ トミカ SWT-04 スター・デストロイヤー』も2015年1月に発売予定。展示品は触れませんでしたが、『トミカ』のズシっとした重量感がコレクター欲を刺激しそうですね。
『スター・ウォーズ トミカ』を載せて遊ぶのが楽しそうなプレイセットも参考出品されていましたが、これは面白かったので別記事で紹介します。
キャラクターのダイカストフィギュアも参考出展。『スター・ウォーズ ダイキャストフィギュア(仮) SWF-01 ダース・ベイダー』『スター・ウォーズ ダイキャストフィギュア(仮) SWF-02 ストームトルーパー』『スター・ウォーズ ダイキャストフィギュア(仮) SWF-03 R2-D2』『スター・ウォーズ ダイキャストフィギュア(仮) SWF-04 C3-PO』がラインアップされていました。
『スター・ウォーズ モータース(仮)』シリーズとして、ダース・ベイダーとC3-POのイメージ図も参考出展されていました。
タカラトミーのブースではほかにもロボット、ぬいぐるみなど幅広いラインアップを出展していたのですが、これらは残念ながら撮影不可。タカラトミーアーツのブースでカプセルトイ『ガチャ』の参考出展だけ撮影させてもらいました。2014年中に発売するという『スター・ウォーズ』の『ガチャ』も、いろいろユニークな試作品があったのですが、こちらは時期が来たら改めて紹介させていただきます。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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