読まない本ほど本棚に溜まっていく(メカAG)
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
読まない本ほど本棚に溜まっていく(メカAG)
久しぶりに本棚の整理をして、本を大量処分した。本を捨てるというのはいろいろ感慨深いものだ。その本を買った時の自分が蘇ってくる。今も変わらず興味を持ち続けているものもあれば、すっかり熱が冷めてしまったものもある。あんなに一生懸命かき集めたのに…と。
まあ出来ることならどんな本でも永久に捨てたくないのだが、なかなかそういうわけにも。全部電子書籍になってしまえばまた変わるのだろうけどね。生まれてから死ぬまで読んだ本の履歴がどこかのサーバに残っているというのも、楽しいかもしれない。
子供はある時期になると家にある本に興味を持ち始めると思うんだよね。いままで自分の子供向けの本しか眼中になかったのが、すっかり背景にとけ込んで意識していなかった父親や母親、祖父母の本棚に目を向ける時期がある。電子書籍になるとそういうのはどうなっていくのか。物理的なものから開放されるというのは、良くも悪くも人と人とのつながりを希薄にしていく。
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本を捨てるときって、なんども読み返してすっかり暗記してしまった本を捨てる。もうこれは捨ててもいいだろう、と。逆に買ったのになんか相性が悪くて全部読んでない本は、「いつか読もう」と保留になってるから捨てられない。
んで、そうなると相性の悪い本ばかり本棚に溜まっていくわけですな。なんか自分で自分にプレッシャーをかけているよう。俺はなぜ好きな本ではなく嫌いな本ばかり手元に置いているのか…。どうすればいいのか。一念発起してそういうのも思い切って捨てるしかないのか。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2014年05月11日時点のものです。
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