ハウツー “世界標準”音楽マーケティング
このたび、マーケティング的観点で現在の音楽シーンのヒットの裏側を紐解いた、高野修平著『始まりを告げる 《世界標準》音楽マーケティング 戦略PRとソーシャル・メディアでムーヴメントを生み出す新しい方法』がリットーミュージックから刊行された。
本著は、EDMやSpotify、さらにはきゃりーぱみゅぱみゅやワン・ダイレクションなどなど、ここ数年の音楽的な大きな流れをマーケティング的な視点で解析し、それらを紐解くことで、「なにを売るか?」ではなくソーシャルメディアなどを活用し「どう売るのか?」という命題を音楽ビジネスを通して語っていく、そんな著作となっている。
とはいえ、もちろん音楽のムーヴメントは、こうしたある種相対的な事象で語りきれない、音楽そのものの絶対的な価値観や魅力という“誤差”が多いに関係している。が、情報がさまざまな人々を動かす、いま現代の音楽シーンにあって、知っておいて損はないだろう。
(河)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。