「おわ」の話

「おわ」の話

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

「おわ」の話

久しぶりにFFXIをやってた頃の話でも。FFXIのミッションやクエストには簡単にできるものもあれば、結構な規模のものもある。大規模なものは18人揃えてクリアを目指す。普通のパーティが6人一組で、3パーティがアライアンスを組んで合計18人。

これだけの人数だと、目的地までの移動そのものがネックになる。強い敵がいるところを通る。倒しながら進んでもいいんだけど、それだとやたら時間がかかるので、見つからないようにこっそりすり抜けて進むことが多い。

敵によって視覚感知とか聴覚感知がある。視覚の場合敵が後ろを向いてる時にこっそり通れば感付かれない。聴覚感知の場合は足音を消すアイテムや魔法を使いながら進む。でも敵は動いてるので、急に振り向くことがあるし、アイテムや魔法の効果は一定時間で切れてしまう。魔法をかけ直すのだけど、そのわずかな隙で見つかってしまう。

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人数が多いとなにが困るって、隊列が長くなるので、最後尾あたりのメンバーが敵に絡まれると、体制を立て直すのに困るんだよね。基本的に敵は絡まれたらどんどん追ってくるので、逃げると状況は悪くなる。途中にいる敵がどんどん集まってきて大変なことになる。

なので絡まれたらあまりその場を動かず応戦し、先頭集団は助けに戻る。基本的に全員で戦って倒すのがセオリーで、そうしないと敵に各個撃破されてしまう。でも先頭集団が最後尾の集団のところまで戻る途中で別な敵にからまれたりする。ぐちゃぐちゃ(笑)。それでもやっぱ一箇所にまとまって戦うのがベストで、新たな敵を引き連れながらも、最後尾に助けに行く(苦笑)。

ということで隊列が長くなると、それだけアクシデントが起きた時に、どんどん状況が悪化するので、優れたリーダーは結構隊列の長さを気にしている。でもやっぱどんどん進んじゃう人は進んじゃうんだよね。あまりうるさく言うと嫌われるし。

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クエストの中には分断しやすいように途中にワープポイントとかがある。特に一方通行だとワープしてしまった味方は、後方で何かあっても助けに戻れなかったりしていやらしい。まあゲームとしてよく出来てるとも言うが。

んで「おわ」の話。なんかワープしたメンバーがみんな例外なく「おわ」っと叫ぶんだよね。まだワープの手前にいるメンバーはなにがおこったのかと???「なにが起きてるんだ?」と。

俺もワープしたら、やっぱ「おわ」っと叫んだ。目の前にでかい鳥のモンスターがいた。普段はもっと奥の方にいるんだけど、なんかの拍子にワープポイントのすぐそばに来ていた。まあ、こっちから攻撃しなければ攻撃してこないタイプだったので、危険はないのだが、驚く。

ということで、人間の反応って、案外みんな同じだよね、というのがこの話の主旨なのであった

執筆:この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年04月09日時点のものです。

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