ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • 『斉木楠雄のΨ難』インタビュー 佐藤二朗「橋本環奈が高校にいたら可愛すぎて男子は正気を保てないでしょ」
  • 窪塚洋介が明かす未体験への挑戦と驚き 映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを飾る
  • 『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』女戦士・ヴァルキリーを熱演! 声優・沢城みゆき「ロキ様ファンの方お友達になってください!」
  • 『ブレードランナー 2049』“ジョイ”と“ラヴ”にインタビュー「SF映画は女子が観ちゃだめ? そんなわけないわ!」
  • 『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』サイモン・ペッグインタビュー「ベンジーがイーサンに唯一勝てる場所」とは?
  • キアヌ・リーヴスに“仕事の流儀”を聞いてきた! 『ジョン・ウィック:チャプター2』が本日公開
  • 『ジュマンジ』でタフな美女戦士を熱演! カレン・ギランの好きなゲームは「メガドライブ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』」
  • 『アントマン&ワスプ』エヴァンジェリン・リリーインタビュー「7歳の息子がワスプになりきっているのをこっそり見てしまったの!」
  • コムアイ(水曜日のカンパネラ)インタビュー「お風呂に入った猫がシュッと細くなってしまうところが情けなくて愛しい」
  • 戸次重幸が「理解出来ないほどの悪い役」に挑む実話をベースにした物語『神と人との間』
  • 不潔で下劣な男に挑んだ阿部サダヲ「珍しく自分の写真を撮ったほど、別人になりきれた」
  • 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レンはどうなっちゃうの? アダム・ドライヴァーを直撃!
  • 仲良し全開のフラッシュ&サイボーグを直撃! 自分がバットマンだったらスカウトしたいキャラは?
  • 北野武からの出演オファーに「役者やってて良かった」 『アウトレイジ 最終章』池内博之インタビュー
  • 大泉洋『探偵はBARにいる』シリーズへの愛を語る「“好きなんだけど映画館には行かない”だと続かない」

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

新訳ブームに高級志向の新レーベル──『新潮モダン・クラシックス』創刊

新潮社のサイト

2000年代から続いている海外古典作品の新訳ブームは文庫本や児童書が中心でしたが、新潮社が3月28日に創刊した『新潮モダン・クラシックス』は文庫・新書サイズでなくハードカバーが採用されており、高級志向を打ち出している点が大きな特徴です。

創刊タイトルはヒュー・ロフティング(1886-1947)の『ドリトル先生航海記』と、一般に『クマのプーさん』の題名で知られているA・A・ミルン(1882-1956)の『ウィニー・ザ・プー』の2点。『ドリトル先生航海記』は生物学者の福岡伸一さん、『ウィニー・ザ・プー』はエッセイストの阿川佐和子さんがそれぞれ翻訳に起用されています。どちらも原作は児童書ですが、今回の新訳では使用されている漢字など小学生にはやや難しく感じられる部分もあり、むしろ小学生の頃にこれらの作品を夢中になって読んだ大人がメインの読者層として想定されているようです。

『ドリトル先生航海記』は新潮社の雑誌『考える人』2010年秋号の巻頭特集がきっかけで今回の新訳が刊行されました。原作者本人が描いた挿絵やイギリスの初版本であるジョナサン・ケイプ版の装丁を踏襲している点を始め、日本で半世紀以上にわたりスタンダードを確立して来た井伏鱒二(1898-1993)訳の岩波書店版のアンチテーゼではなく井伏訳で広く受け入れられて来た部分を受け継ぎながらも福岡氏の独自性を出すスタイルとなっています。

『ウィニー・ザ・プー』は原作初版および石井桃子(1907-2008)訳の岩波書店版で使用されているE・H・シェパード(1879-1976)の挿絵でなく、新規に描き起こされたイラストが使用されています。実は新潮社が『Winnie-the-Pooh』の日本語訳を刊行するのは今回が初めてでなく、1941年(昭和16年)に『小熊のプー公』のタイトルで新潮文庫から松本恵子(1891-1976)訳が刊行されており、今回の新訳は実に73年ぶりとなります。

今後の刊行予定はジュール・ヴェルヌ(1828-1905)の『十五少年漂流記』、マルセル・プルースト(1871-1922)の『失われた時を求めて』の2点が発表されています。また、創刊タイトルの2点にはいずれも続編があり、今後のシリーズ化も期待されるところです。

画像:新潮社公式サイト内『新潮モダン・クラシックス』刊行タイトル一覧

※この記事はガジェ通ウェブライターの「84oca」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。