スタイリッシュな映像の裏側はまるで罰ゲーム? 『キリン 氷結 ストロング』新CMは松田翔太の体を張った演技とアナログな撮影手法に注目
3月12日から放送を開始している『キリン 氷結 ストロング』の新CM。アルコール度数を8%から9%にアップしたリニューアルを機に、CMキャラクターに俳優の松田翔太さんを起用。松田さんが大量の水しぶきを上げながらスライドしていくスタイリッシュな映像が特徴です。このCMの舞台裏の情報を入手したのですが、現場ではスタイリッシュな映像からは想像もつかない過酷でアナログな撮影が敢行されていました。メイキング情報と合わせてご紹介します。
新CMの内容は、『キリン 氷結 ストロング』の缶を手にした松田さんが、黒を背景に大量の水しぶきを上げながらスライドしていき、最後には全身に水を浴びて駆け抜けていく、というもの。アルコール度数9%の飲みごたえとキレ味をイメージしているのでしょうか、男らしくてカッコいい。
撮影は室内で、CGの効果も加えて撮ってるのかな、と思ったのですが、実は撮影されたのは屋外。雪が舞う1月のマイナス1℃という極寒の中、撮影が敢行されたそうです。外にいるだけでも寒いのに、さらに水を浴びちゃうんですか?
水を張ったマットの上で助走をつけて滑っていく松田さん。
実はただ水を張っているだけじゃなくて、低空飛行するヘリコプターの風圧を受けつつ、さらに上から前後からスタッフがバケツで水をぶっかけてます! どんな罰ゲームだよ!
ずぶ濡れになりながら、何度も水をかぶる松田さん。モニターをチェックする表情も真剣そのものです。水をかけられながら走り続ける撮影は合計70回にも及んだとのこと。松田さん、あんた男だよ!
撮影終了後には一転、満面の笑みを見せる松田さん。お疲れさまです!
松田さんの演技は体を張ったものでしたが、CMに出てくるイメージカットもアナログな手法が採用されています。レモンが水に飛び込むカットは、なんとレモンを水に射出する“レモン砲”(?)を使って撮影。
缶の後ろで氷が砕け散るカットでは、缶を並べた氷の台の上に巨大な氷を落として撮影しています。スタイリッシュな映像の裏に、こんなアナログな創意工夫が込められていると思うと楽しくなってきますね。CM映像とメイキング映像は『YouTube』で公開中。メイキングをチェックしてからCMを見てみることをオススメします。
氷結 ストロング WASH YOU メイキング(YouTube)
http://youtu.be/vCcmoAbEKvI
氷結 ストロング WASH YOU篇 30秒(YouTube)
http://youtu.be/z8Rhq7vm1h4
画像:『YouTube』より引用
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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