『PlayStation 4』の初週ソフトが30万本以上の爆売れ! 同梱ソフトを集計する場合としない場合の違いは?
先週2月22日に発売されたSCEIの最新ゲームハード『PlayStation 4』。ロンチ時に発売されたソフトの売り上げが発表された。その売り上げで最も多かったのは『KNACK(ナック)』で30万9304本。この数字には理由があった。
日本では本体の発売が遅れた分、『KNACK』を本体に同梱しているのだ。その本体同梱版の数字を含めた数字となっている。つまり『PlayStation 4』を買った人は、全員『KNACK』を入手していることになる。ちなみにカウントはプロダクトコード入力時ではなく、本体同梱版の『PlayStation 4』の数字で売り上げにのせている。
『KNACK』はソフト単体での発売も行っており、同梱版とソフト単体の売り上げは30万9304本、そして『PlayStation 4』の売り上げが30万9154本、つまり『KNACK』ソフト単体の売り上げは150本ということになる。今『PlayStation 4』を購入すれば絶対同梱してくるので購入する必要はあまりないのである。
そんな売り上げの数字に対して次のような意見が挙がっている。
・ナックって無料同梱じゃなかったの?
・PS4で一番売れたソフトとして語り継がれるんだろうな
・バンドルなのかよ・・・てっきりパッケで一番売れてるのかと思ったらw
・予めインストールされていたマリオとWiiパーティを除外したメディクリがナックの「ダウンロードコード」を数字に含めるとはねえ
・さすがにパケ版ナック買った150人は関係者だろ
と売り上げ数字の出し方に議論がある。しかしゲーム内容は雑誌や海外のレビューが悪かった分「意外と面白い」「子供向けだと思ったけど難しくて歯ごたえある」という好印象な意見もある。ちなみに同梱版は2月出荷分までで、それ以降は『KNACK』は同梱されない。
では上記の意見で指摘されている『NewスーパーマリオブラザーズU』『Wii Party U』の2本が入った『Wii U』はなぜ計上されなかったのか? その理由を集計したメディアクリエイトに聞いてみたところ次のような回答が得られた。
「ソフト単体の場合は売り上げに入れておりますが、本体に2本以上同梱している場合は計上しておりません」とのことである。その理由としては本体1台の売り上げ対してソフト2本分の売り上げとして計算されてしまうため。個人の見解としては複数のソフトが同梱されているとどっちが目的で購入したかわからないという理由もあるだろう。
ちなみに『KNACK』以外の売り上げは次の通りである。
龍が如く 維新! 82,540
KILLZONE SHADOW FALL 32,336
バトルフィールド4 24,799
真・三國無双7 with 猛将伝 14,356
アサシン クリード4 ブラック フラッグ 13,862
コール オブ デューティ ゴースト 13,701
トゥームレイダー ディフィニティブエディション 12,093
FIFA14 ワールドクラスサッカー 8,808
ニード・フォー・スピード ライバルズ 6,602
『龍が如く 維新!』は『PlayStation 3』『PlayStation 4』両ハード版あわせて22万698本売れている。
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※画像はメディアクリエイトより引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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