冬のむくみと冷え性を改善できる4種のフットケア
むくみの解消は冷えの改善につながる
冬になると、冷えを感じると同時に体が重く感じられ、むくみも気になります。体が冷えると血液を末端まで届けるのが難しくなり、このような血流の悪い状態では、体内の老廃物が回収されにくく、不要な水分が残りやすくなるため、むくみが生じるといわれています。
特に、心臓から遠い手足は影響の出やすい場所です。そのサインを見逃さず、今年の冬はスッキリと過ごしましょう。むくみ解消で血流が良くなるため、冷えの改善にもつながります。
足指、足首、太もも、足裏。4種のフットケア
1、足指を伸ばしながらまわす
足の指が縮んでいませんか?足の指には、手の指と同じように関節があり、元々伸びているものです。縮んだままでは、血流も滞り、むくみ・冷えの原因になります。
足の指を大きく動く関節から回します。少し伸ばすようにしながら、左右まわりにほぐします。反対の手で指の付け根を押さえてあげると、動かしやすいでしょう。
2、足首をまわす
足首は、無意識のうちに力が入っているところです。足首から下をゆらゆら揺らせますか?足首が固いと、股関節に力が入っています。また、「第2の心臓」ともいわれている「ふくらはぎ」も固くなっています。その結果、血液を送り出すポンプの力が弱まり、むくみます。
反対の手の指を足の指の間に入れ、くるぶしを持って、ほぐすように回していきます。冷え性の人は痛みを感じるかもしれませんが、1週間ほどで慣れるでしょう。
3、太ももの付根を緩める
股関節まわりには、リンパ節があります。緩めることでリンパの流れをスムーズにして、むくみを改善できます。また、太ももの付根を緩めることで、太もも全体の筋肉が動きやすくなって血流も良くなり、冷え性の改善にも期待できます。
4、麺棒で足裏をほぐす
足の裏にはたくさんのセンサーがあって、体重の移動などを瞬時に察知し、バランスをとっています。足裏が固くなるとセンサーが働かなくなり、足首、膝や股関節も動きが悪くなって関節や筋肉が固くなります。麺棒で刺激することにより、足裏がしっかりと使えるようになって血流も良くなります。寝る前に片足30秒ずつ行うと翌朝スッキリとします。
むくみ予防としてカフェインや酒類を控える
最後に、むくみ予防には、正しく水分を摂ることも必要です。カフェインや酒類を控え、白湯や常温の水などを多く飲みましょう。体を温めようと、ホットコーヒーやしょうが紅茶などを飲みすぎるのも注意が必要です。カフェインの利尿作用で脱水になりやすく、逆に水分を逃すまいとして、さらに体はむくむこともあります。気をつけましょう。
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