できるプレイングマネジャーのイメージ戦略
ビジネスシーンでは珍しくないプレイングマネジャー
中日ドラゴンズの谷繁元信選手が選手兼任監督として就任することが決まりました。東京ヤクルトスワローズの古田敦也選手兼任監督以来、7年ぶりのプレイングマネジャーの誕生が話題です。
しかし、ビジネスシーンにおいては若干、事情が違います。ほとんどの企業では、マネジメントに専念できるのは、よほどの上席者であり、管理職は自身もプレイヤーであることが多いのが現状です。
プレイヤー兼マネジャーであることのメリットは何でしょう?それは「現場にいること」に他なりません。チームの一員として現場で指揮をとれることは、マネジャーにとって何よりの強みです。部下にとっては毎日がOJTであり、プレイングマネジャーが身近なロールモデルになり得るのです。チームを上手く機能させて成果を上げるには、そのメリットを存分に活かすことが重要です。
プレイングマネジャーはカリスマである必要はない
プレイングマネジャーが目指すべきは、身近なロールモデルとしてのイメージです。「憧れのカリスマ」ではなく「頼れる先輩」というイメージを心がけましょう。次の3点を参考にしてください。
1、妥協しない清潔感
清潔であることは基本です。見た目が不潔な上司の指示は無視されやすいという調査結果もあるほどです。自分の清潔度については、奥様や恋人など、身近な女性にチェックしてもらうのが効果的です。
2、徹底したコミュニケーション
十分なコミュニケーションこそが、チーム運営の肝です。人間関係に頼るのではなく、コミュニケーションを業務としてとらえ、システム化しましょう。コミュニケーションが上手くいっていないと感じるときは、コミュニケーションを助ける黄色をネクタイなどに取り入れてみてください。
3、厳格な時間管理
時間感覚は人を査定する目安のひとつです。勤怠や締切は言うまでもなく、会議の終了時間を守るなど、身をもって時間への厳しさを示しましょう。
社外向けには責任者としてのイメージを大切に
一方で、社外においては、責任者としてのイメージを大切にしましょう。商談でクライアントと向き合う際は、誰が責任者かを一目でわかるようにすることがポイントです。戦国時代、武将は鎧や兜の色を変えることで、戦場において自分が大将であると示しました。見た目をシンボルとして使用したのです。
現代のスーツスタイルに当てはめて考えると、ポケットチーフがオススメです。ポケットチーフが、一般的なスーツスタイルと一線を画し、マネジャーらしく見せてくれます。
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