7年後に向けて、幼少期から英語を習得させる秘訣
英語を習得させるには「英語の音感」を育む
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定しました。世界中からたくさんの人々が訪れる7年後のスポーツの祭典に向けて、今からわが子に英語を身につけさせたいと考える親も少なくないようです。
子どもが英語を習得するには、幼少期に何をしてあげれば良いのでしょうか?まず、「英語の音感」を育ててあげてください。英語特有のリズム、イントネーション、個々の発音に慣れるためには音楽がとても有効です。簡単な韻を踏んだCD付英語絵本などを利用して、ダンスをしたり手拍子をしたりと体でリズムを感じさせましょう。何度も繰り返し聴かせることが大切です。例えば、歌詞に登場するキャラクターの名前を、子どもの名前に入れ替えたりしてみると、物語の主人公になった気分でますます興味を示します。
親も一緒に英語の真似をしてみましょう
2歳前後になると、真似をすることが得意になります。それに乗って、親も一緒に英語の真似をしてみましょう。ひとつひとつの単語にとらわれず、遊びとして英語のリズムやイントネーションを楽しんでください。発音が苦手な親も多いとは思いますが、そこはCDやDVDの力を借りましょう。そのうち、子どもは必要なものだけを感じ取り理解し始めます。必要なもの以外については、「わからない」「難しい」などと不安を覚えることはありません。それは、大人のように間違いを恐れたりしない子どもの特権といえます。
忘れてはいけないことは、一人遊びではなく、必ず親が一緒に手をつないで歌ったり、体を動かしたり、ジェスチャー表現をしたり、真似っこして声に出したり、英語を楽しむことです。親とのコミュニケーションが最も良い刺激となり、「英語回路」をどんどん育んでいきます。
人間の能力には驚かされるものばかり。言語習得もそのひとつです。遊びを通じて幼少期から日常的に英語に触れていれば、自然と身についていきます。ぜひ、子どもと一緒に英語遊びを楽しんでください。
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