自転車で、自動車と接触事故をおこしたら

自転車で、自動車と接触事故をおこしたら

ガソリンの値上がりとか、健康を気にしてとかイロイロな動機があると思いますけど、ここ名古屋でもスポーツ車で移動する人を沢山見かけるようになりました。
自転車道作ったりしてますけど、法律もマナーも、警察でさえ実情においついてないみたいで自動車 x 自転車 の事故も増えて来たように思います。

私事ですが、昔から自転車に乗ってる時に何度も自動車と事故に合って来たので「事故処理」を含めて、いくつかご紹介いたします。

1)自転車はドコを走ってた?
これは、10年前の事故よりも、詳しく聞かれるようになりました。
まずは、道の右か左か、歩道(自転車道)か車道か、横断歩道(自転車通行帯)かどうかです。現状、車道の右側を走ってない限り自転車が咎められる事はないようです。

警察に聞いたところ「もっと厳しくして行きたいけど、現状の横断歩道や、矛盾だらけの法律の絡み」で厳しくしたくてもできないようです。

結局、取り締まれなくなって京都や福岡みたいに『乗車禁止』にするしかないみたいです。

2)自動車は自転車のドコにあたった?
これは保険屋に何度もしつこく聞かれます。自転車の側面に車が当たった場合ほとんど、自動車側は言い訳できません。ドライバーは土下座して許してもらうしかありません。
自動車の急に開いたドアに自転車が突っ込んでも同じです。

微妙なのは自転車が自動車の側面にあたった場合です。

わたしの経験ですけど、事故処理は調書次第です。
つまり取り調べ担当警察官の裁量による所が大きいので、警察から話を聞かれる時は絶対怒ってはいけません。
警察の心証がいいと、調書の内容も良くなるので少々の事は我慢しましょう。

逆に取り調べ中、相手が感情的になった場合は、有利かもしれません。

3)事故証明取った方がいい? それともその場で示談?
あくまで参考にしておいて欲しいのですけど、これは怪我の程度によります。

接触しただけで、立って歩けて体に異常がないのが解っているなら警察に届けずにその場で現金を受け取って話を済ませた方が『得』だし『楽』です。

理由は2つ。
1つ目は、この程度だと警察が面倒がってちゃんと対応しません。そして時間だけは掛かってしまいます。

2つ目は、手元に残るお金の問題。警察に届けて、病院に行って診断書取って、事故証明が保険会社に行ってから、海千山千の保険屋と話をしないと行けません。
手間と時間が掛かる割に、手にできる賠償金は『かなり』安くなります。

でも明らかに体に異常がある場合や、交渉に自信がない場合は下手すると「アタリ屋」になりますので素直に110番した方がいいでしょう。

4)警察に連絡する時、救急車を呼ぶ時
警察を呼ぶ時ですけど『誰がどう呼ぶか』結構ポイントになります。運転免許を取る時に「交通事故を起こした時は、被害者を保護するのが最優先」なんて書いてますけどいままでの経験で、率先して110番した自動車の運転手(加害者)なんて一人も居ませんでした。

結局、目撃者か自分が呼ぶ事になりますが、警察が来るまでに10分くらい掛かります。ほとんどは自転車でやってきました。
そして、大怪我してるときは、答えるのが億劫なのにやたら質問してきます。逆に怪我が軽いと、明らかにやる気がありません。

 

やる気がどうとか、結構勝手に書いてるみたいですけど、実はこれには根拠があるんです。
まだ事故の処理が途中なので、詳しくは書けませんけど、検察とのやり取り、民事調停の話、弁護士とのやり取りでこの辺を詳しく書けると思いますので、ご期待ください。

言うまでもありませんが、相手の車のナンバー、相手の名前、連絡先を控えて置くのは必須です。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「よたか」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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