『Google』が野口勇さんの誕生日を祝いタイトルロゴを変化

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世界最大のインターネット検索サイト『Google』が、日系アメリカ人デザイナー・野口勇(のぐち いさむ)さんの誕生日を祝い、『Google』のタイトルロゴを変化させていることが判明した。野口さんはすでに亡くなっているが、1904年11月17日にロサンゼルスで生まれ、シンプルながら奇抜なデザインのインテリアや芸術品を多数創作してきた。

野口さんは惜しくも1988年12月30日にこの世を去ってしまったが、その精神とセンスは多くのデザイナーたちに受け継がれ、そしてインスパイアされて今もなお生き続けている。野口さんのデザインはアメリカ国民芸術勲章を受けるほど欧米で強く評価されており、アメリカ人で知らない人はいないというほど有名なデザイナーである。むしろ日本よりアメリカで著名な日系人だといえよう。

それゆえ、『Google』のスタッフたちも「敬意を表してロゴデザインを野口勇デザインにしよう!」と思ったのだろう。『Google』のタイトルロゴが、「いかにも野口さんのインテリア!」といえるようなデザインになっているのである。しかも今回の『Google』タイトルロゴは、ムリヤリ「Google」に合わせたデザインではなく、どことなく「Google」に見えるというだけで、普通に見たら「Google」と読むことはできない。

自分たちのデザインに野口さんのデザインをムリヤリ当てはめるのではなく、野口さんのデザインに『Google』が合わせたといえる。最近は『セサミストリート』をリスペクトしたデザインばかりだったので「おいおい『Google』は大丈夫なのか?」と思っていたところ、こういう深い意味のあるロゴデザインが登場した。少しは『Google』を見直したと言っておこう。

ちなみに、香川県高松市には『イサム・ノグチ庭園美術館』が存在する。もし今回の件で野口さんのデザインに興味を持ったのならば、美術館へと足を運んでみるのもいいかもしれない。

美術館: イサム・ノグチ庭園美術館
住所: 香川県高松市牟礼町牟礼3519
電話: 087-870-1500
休館日: 月・水・金・日曜日
URL: http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm

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