ドバイを拠点とするインド人実業家、バルウィンダー・サーニ(Balwinder Singh Sahni)さんは、並々ならぬこだわりを持つ大の高級車好き。所有する車はどれも超一流で、自宅のリビングには世界にわずか20台しか存在しないという限定生産のブガッティを展示。さらに、複数のロールス・ロイスも所有しており、その豪華なコレクションからも車への強い愛着がうかがえる。
しかし、サーニさんのこだわりは車そのものだけではない。実は、車に取り付けるナンバープレートにも莫大な金額をつぎ込んでいるのだ。
ドバイでは車のナンバープレートは2ケタもしくは1ケタの数字をつけるのがお金持ちたちのステイタスだという。そのため、空き番号が出るとオークションで高額で落札されることもあるそう。実際に2016年、サーニさんはドバイで開催された政府主催のナンバープレートオークションに参加。そこで目をつけたのが、わずか2文字のシンプルなナンバー「D5」だった。このプレートを手に入れるために支払った金額は、なんと3,300万ディルハム。当時の報道では約900万米ドルに相当し、現在の日本円に換算すると約14億円という驚きの金額だ。高級車が何台も買えてしまうほどの大金を、たった2文字のナンバープレートに費やしたのである。
なぜ、そこまでして「D5」にこだわったのか。実は、サーニさんが特に気に入っている数字は「9」。アルファベットのDはアルファベット順で4番目にあたるため、Dと5を組み合わせると、4+5=9になる。つまり、自分の好きな数字である「9」にちなんで、このナンバーを選んだのだという。
サーニさんのコレクションはYouTubeの動画で見ることができる
さらに、サーニさんのナンバープレートへの情熱は「D5」だけにとどまらない。「1」「27」「49」といった特別なナンバーも所有している。
高級車を何台も所有するだけでなく、その車に付けるナンバープレートにまで徹底的にこだわるサーニさん。車体だけでなく、わずか数文字の番号にまで大金を投じるその情熱は、まさに桁違い。ドバイの富豪ならではの、驚くべきコレクターぶりだ。
【ニュース記事】
https://gulfnews.com/uae/transport/dubai-businessman-who-bought-d5-for-dh33m-likes-collecting-unique-number-plates-1.1909154
(Written by 大井川鉄朗)