軽井沢の安東美術館で「ニューヨークの藤田嗣治」展を開催中!北斎と並ぶ世界的な日本人画家

長野県北佐久郡軽井沢町にある「軽井沢安東美術館」では、展覧会「ニューヨークの藤田嗣治」を2027月1月11日(月・祝)まで開催している。7月の開幕から3か月を迎え、同館最速で来館者数1万人を突破した。
世界的な日本人画家・藤田嗣治の展覧会
藤田嗣治ポートレート(1950年代 軽井沢安東美術館蔵)
「軽井沢安東美術館」は、北斎と並ぶ世界的な日本人画家である藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品のみを展示する世界初の美術館だ。藤田は、画家になる志を抱き26歳で単身フランスへ渡り、「乳白色の下地」と呼ばれた独自の技法で1920年代のヨーロッパ画壇を席巻した。
フジタ ニューヨークへ旅立つ 個人蔵(軽井沢安東美術館寄託)
終戦後、藤田は戦争責任をめぐる問題や、美術団体・制度の再建と権力争いなど、騒々しい日本の環境から離れ、作品の制作に没頭できる環境を求めて日本脱出を企てる。しかし、念願の渡仏は叶わず、まず向かったのがニューヨークだった。
(左)藤田嗣治《猫の教室》1949年 油彩・キャンバス 軽井沢安東美術館蔵、(右)藤田嗣治《ラ・フォンテーヌ頌》1949年 油彩・キャンバス ポーラ美術館蔵(展示室3) ©Fondation Foujita ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2026 G4388
⽇本とは全く異なる解放感や豊富な画材に囲まれたニューヨークで、藤田は新たなモチーフや技法に挑戦。そして「萬世不滅の傑作を残したい」という言葉の通り、藤田は傑作を生み出していく。

展覧会「ニューヨークの藤田嗣治」は、藤田嗣治が1949年3月に日本を離れ、パリに渡るまでの約10か月間におよぶニューヨーク滞在に焦点を当て、異国の地での日常や新たな芸術表現を求めて歩んだ軌跡を紹介。展覧会は2027年1月11日(月・祝)まで開催する。
画家「藤田嗣治」が再起をかけたこの激動の時代を、貴重な資料や作品と共に掘り下げる。ゲストキュレーターにポーラ美術館主任学芸員の内呂博之氏を迎え、新たな藤田の側面を紐解いていく。
開館4周年&1万人突破記念プレゼントも
一部展示入替が行われ、10月13日(火)より、作品4点が同展に仲間入りした。
裸婦の周りに動物を配した新しい構図の作品《夢》が2点。3点目は、1949年の個展に出品された《猫を抱く少女》。4点目は、藤田の名作として有名な《カフェ》のリトグラフだ。
藤田嗣治デザインのボールペン(インクはすべて黒)
「ニューヨークの藤田嗣治」展における来館者1万人突破、そして同館は軽井沢の地に開館して4周年の節目を迎えた。
これまで足を運んだ来館者、これから来館する人へ感謝の気持ちを込め、10月15日(木)より、来館、観覧もしくは商品購入した人へ、藤田嗣治デザインのオリジナルボールペンが贈られる。ペンは好きな柄を選べる。
軽井沢安東美術館に足を運んで、藤田嗣治の作品の世界観に触れてみては。
■ニューヨークの藤田嗣治
開催期間:7月11日(土)〜2027年1月11日(月・祝)
会場:軽井沢安東美術館
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43番地10
HP:https://www.musee-ando.com/
(ASANO)
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