続・「韓国プロ野球」を現地観戦! ソウルから日帰りで行ける球場から現地レポ
日本と並び、韓国も「野球」が人気スポーツである。そして、韓国のプロ野球は、日本並みにチケットが取りづらく、大都市圏や週末などは特に争奪戦だ。
しかも、日本人を含む海外在住者は、チケットを買うのがさらに厳しい。当日発売の枚数限定「外国人向け」を狙うか、平日もしくは地方開催の試合が狙い目だ。

前回訪れたのは、ソウルの隣りにある水原(スウォン)市にある球場。そして今回は、これもソウルに隣接する空港がある都市、仁川(インチョン)の球場へ行った。平日、木曜日だった。
ちなみに、同日にソウル市内の蚕室(チャムシル)で開催の試合は満員御礼だったとのこと。

韓国プロ野球(KBO)の仁川SSGランダース(旧・SKワイバーンズ)の本拠地、「仁川SSGランダースフィールド」。仁川地下鉄1号線「文鶴競技場駅」から徒歩5分、ソウル市内から片道1~1時間半ほど着く。以前は「仁川SK幸福ドリーム球場」という名称だった。
チケットは当日に空きがあれば、誰でも購入できる。筆者も試合当日に球場のチケット売り場で買った。内野席上段で、9000ウォン(約1000円)。日本のプロ野球よりはるかに安い。

約28000人収容の球場はそれほど大きくないため、球場内外での移動がラク。
なお、前日が祝日、その翌平日の試合、そして天候も雨予報。チームの順位も上位でないためか、とても空いていた。

球場内のコンコースには、飲食店、コンビニ、応援グッズやチーム公式グッズが買えるショップなどがあった。韓国らしく、チキンが多い。座席に持って行って、観戦しながら食べることができる。
ビールもある。ただ、ビールを飲む観客は日本と比べると少なく、座席を回る売り子もほぼいない。

球場のコンコースにあった「スターバックス」の広告。
実は、財閥のSSG=新世界グループで、韓国のスターバックスもSSGがフランチャイズで運営しているためだ。

そして、スターバックスの店舗も、球場内にある。メニューは他の通常店舗と比べると少なめだが、限定グッズが豊富。スタバマニアにはたまらないだろう。
ちなみに、球場内のスターバックスは、ここ仁川ともう1つ、韓国南部の昌原の球場内にもある。「昌原NCパーク」の店舗は、客席やテラスからグラウンドが見渡せるリザーブ店である。

通常の座席に加え、バーベキューをしながら野球観戦できるエリアもある。
球場で火器など大丈夫だろうかと、日本だとあまり考えられないパターンだが、煙をもくもくと上げながら肉を焼いている観戦客を見かけ、この座席はほぼ埋まっていた。

そして、韓国のプロ野球は、日本よりファンサービスに積極的。試合前、ベンチの横でサイン会が行われていた。スタメンでなく控え選手らだと思われるが、試合日でも選手から(公式に)サインがもらえるのは、ファンにとってうれしい。
応援スタイルも、日本と異なる。私設応援団などでなく、公式の応援団長(?)とチア、そしてマスコットらがベンチの上にあるステージで盛り上げる。場所も、外野席でなく内野席だ。

韓国プロ野球は、旅行者が観に行っても十分楽しめる。しかも、チケット代が安いのもいい。ネックはチケットの確保だが、「平日」「人気カード以外」「地方」を選べば、買える可能性が高い。残席状況などは、韓国語になるが、ネットでチェックできる。
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(Written by A. Shikama)
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