「天使突抜」に「油谷向津具上」 "キラキラネーム"が地名にも進出!?
「大熊猫」と書いて「ぱんだ」ちゃんと呼ぶなど、強引な当て字をするいわゆる”キラキラネーム”。最近、「かわいそう」と宇多田ヒカルが言及したり、「正直、キラキラネームの学生の採用はためらう」と企業役員が発言したという報道もあったりして、再び注目を集めている。だが、実は地名にもキラキラネームのような難解な名称があるのをご存知だろうか。
2012年7月13日放送の夕刊ニコニコニュースでは、女性向け情報サイトescala caféの「『天使突抜』ってなんて読む? 『難しすぎる日本の珍地名』」を取り上げた。野口香織キャスターが、視聴者に記事中の「油谷向津具上」「天使突抜」などの地名の呼び名を尋ねると、ほとんどの視聴者は読むことができず、「もはやキラキラネームだなw」「必殺技かよ」とのコメントが寄せられた。
・[ニコニコ生放送]夕刊ニコニコニュース 7月13日(15分間) – 会員登録が必要(無料)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv98938437?po=newsgetnews&ref=news
例えば、大阪の「毛穴」。なまじ日常で使う単語なだけに脊髄反射で「けあな」と呼びたくなるが、実はこの呼名は「けな」。続いて野口キャスターが出したフリップは、山口県の「油谷向津具上」。視聴者からは
「もはやキラキラネームだなw」
「暴走族っぽい」
などのコメントが流れた。正解の「ゆやむかつくかみ」が画面に表示されると、視聴者からは「わかるか!w」などの不満の声が漏れた。最後のフリップ、「天使突抜」になると、
「エンジェルロード」
「エンジェルバースト」
など、もはや視聴者も若干やけ気味にキラキラネームで回答。「アニメのタイトル?」とのコメントまであった。だが実はこの地名は、何を隠そう歴史ある京都の由緒正しき地名で、読み方は「てんしつきぬけ」。ある意味で素直な読み方だが、強烈な印象を残す地名である。視聴者からは、
「必殺技かよw」
「萌えアニメ臭」
などのコメントが投稿されていた。地元に住んでいると幼い頃から聞き慣れているが、実は難解な地名というのは、日本各地にある。この記事を読む人の地元にも、そんな”キラキラネーム”の地名があったりはしないだろうか。
■2012年7月13日放送分の番組で採り上げたニュース
夕刊ニコニコニュースは、毎週月曜日から金曜日まで放送中。ニコニコニュース編集部の特設スタジオから送る15分間の生放送番組だ。ニコニコニュースに配信されたニュースの中から選りすぐりのものを、吉野智子キャスターと野口香織キャスターの2人が日替わりで紹介している。
この日の番組では、「『天使突抜』ってなんて読む? 『難しすぎる日本の珍地名』」(escala cafe)以外にも、「違法ダウンロード刑事罰化、文化庁が見解とQ&Aを公開」(ITmedia ニュース)の話題や、「初音ミクがついに国内教科書に載った! 中国の入試問題にも?」(ガジェット通信)などのニュースが紹介された。
■きょうの「トップ」ニュース
・違法ダウンロード刑事罰化、文化庁が見解とQ&Aを公開(ITmedia ニュース)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw309896
■きょうの「かため」ニュース
・Twitterユーザー発案の意見広告が毎日新聞に 「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません」(ねとらぼ)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw309544
・「40歳定年」賛成?反対?(web R25)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw309253
■きょうの「やわめ」ニュース
・ホワイトライオンの赤ちゃんが伊豆に初上陸 どうしてお前はそんなにかわいいんだ!(ねとらぼ)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw309651
・初音ミクがついに国内教科書に載った! 中国の入試問題にも?(ガジェット通信)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw310045
・なんと意外な魅力があった!「麻雀が強い男」の特徴5つ(Menjoy!)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw308991
■きょうの「かおりんゼミ」
・「天使突抜」ってなんて読む? 「難しすぎる日本の珍地名」(escala cafe)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw309637
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]夕刊ニコニコニュース 7月13日(15分間) – 会員登録が必要(無料)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv98938437?po=newsgetnews&ref=news
(大塚千春)
ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
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