【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

2026年8月22日、東京・渋谷CLUB QUATTROにて、Junnaの全国ツアー〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉のセミファイナル、東京公演が開催された。

2026年4月、レーベル移籍を機に、アーティスト名義表記を「JUNNA」から「Junna」へと改め、再び歩き始めた。本ツアーは、そんなJunnaにとって再デビュー後初となる全国ツアーであり、全国12ヶ所を巡る自身最大規模のライブハウスツアーだ。

自分自身と向き合い、「自分は何者なのか」「どんな歌を届けたいのか」を模索してきたJunna。だからこそ、この日のステージには、これまで積み重ねてきた時間と、ここから始まる新たな物語、その両方を感じることができた。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

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SEが鳴り、バンドメンバーとともにJunnaがステージへ。ライブは「Steppin’ Out」で幕を開けると、「We are」、「Be Your Idol」と畳みかけるように楽曲を投下。山本陽介(Band Master/Gt)、森田晃平(Ba)、濵﨑大地(Dr)、岡田基(Key)らと共に作り出すバンドサウンドが、渋谷CLUB QUATTROの空間を一気に揺らしていく。ライブハウスという距離の近い場所だからこそ、その歌声の強さがより直接的に身体へ飛び込んでくる。序盤から会場はすでに熱気に包まれていた。

この日はあいにくの雨模様となったが、Junnaは「みんなが熱くしてくれれば、多分あの雨もどっか行ってくれる」と笑顔で呼びかける。さらに「最後まで汗だくになって帰ったら、もう雨か汗かわからないぐらい。それぐらい皆さん最後まで一緒に盛り上がっていきましょう」と、会場の熱気をさらに高めた。

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さまざまなきっかけでこの日のライブに集まったファンを前に、Junnaは「本当にこうやっていろんなご縁があって、出会いがあってライブができているなあと感じています」と語る。そして、次に披露する楽曲のテーマとして「出会い」を挙げ、自身の人生観を明かした。

「生きていたら、いい出会いも悪い出会いもあるかもしれないけど、私にとっては全部が全部、きっと私の人生の糧になってくれるって思っています」

たとえ嫌な出会いがあったとしても、その経験によって自分自身が成長し、パワーアップしていく。だからこそ、すべての出会いが自分にとって大切なものだとJunnaは語る。そうした現在のJunnaの思いを込めて制作した楽曲として、「ランデブー」を披露。未来への希望を歌うステージへとつないでいった。

さらに「曖昧な2人」「僕のむこう」と続く中盤では、ロックサウンドの熱量だけでなく、楽曲それぞれが持つ感情のグラデーションも浮かび上がる。ここで印象的だったのは、Junnaの歌が単に「声量がある」というだけではないことだ。彼女の歌声には、力強さに加え、そこへ柔らかさや繊細さが加わっている。力を込めるべきところでは全身を使って突き抜ける一方、言葉を丁寧に手渡すような瞬間には、声の輪郭をあえて細くする。それは、再デビューにあたってJunnaが掲げてきた「強さだけではない自分」を、歌そのもので示しているようにも感じられた。

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ライブは「Glow in the dark」へ。ステージ上からフロアへとエネルギーが解き放たれるなか、続いて披露されたのは、TVアニメ『マクロスΔ』の挿入歌としても知られるワルキューレの「いけないボーダーライン」。リリースから10年以上もの間、愛されているこの曲だが、その強烈な存在感は今なお色褪せない。さらに今回はバンドアレンジによってロックな表情が際立ち、楽曲そのものが持つ熱量を一段と増幅させていた。

続いてのブロックでは、Junnaが新曲「喝采」に込めた怒りの感情について語る。Junnaは、かつては「怒らない方が平和に生きていける」と考え、怒りを自分の中に溜め込んでいたという。しかし、改めて自身の感情と向き合うなかで、その怒りが前へ進むための原動力になっていることに気づいた。怒りをただのネガティブな感情として捉えるのではなく、自分自身を成長させる力へと変えていく。そんなJunna自身の思いを込めて制作した楽曲を、「ネガティブな感情をポジティブに変えていけるような、そんな歌」と紹介した。

そして「渋谷、怒っていけるかー!」と客席を煽ると、会場に溜まったすべての感情を音楽へと解放するように、Junnaは新曲「喝采」へと突入。自身のなかにある怒りを力へと変え、観客とともに「今」を突き抜けるステージを作り上げた。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

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ライブはここからクライマックスへ、「無限大DRIVE」「我は小説よりも奇なり」「風の音さえ聞こえない」と、さらに熱量の高いナンバーを続ける。フロアもそれに応えるように渋谷CLUB QUATTROの床が抜けてしまうのではないかと思うほど、とんでもない盛り上がりを見せていた。

ここで改めて実感させられるのは、Junnaというボーカリストとしてのパワーだ。積み重ねた時間を経て、今だからこそ出せる声を見つけ出し、強さを知ったからこそ弱さを歌えること。誰かを励ますだけではなく、隣に座って寄り添うような歌を届けられること。それでいて「一人一人と目を合わせる」ような眼の力もすごい。とにかくJunnaは、この日の客席にいる一人ひとりへ思いを届けようとしていた。

Junnaは自分がファンから「あり余るほどのパワー」をもらっていると話しながら、「私には全力で歌うことしかできないから」と語る。これからも音楽を通してファンとともに歩んでいくことを誓い、「今日は本当に最高の時間をありがとうございました」と感謝。最後の楽曲として、テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ「余命3ヶ月のサレ夫」主題歌の「GUM」を歌い上げ、〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉のステージを締めくくった。これまでのすべてを抱え、ファンから受け取った光を胸に、自分自身の歌で誰かの背中を押しながら、これからの道を歩んでいくこと。その決意が、この日の最後の歌に込められていた。

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アンコールでは「Here」を披露すると、続いてJunnaは、「あなたは“好き”という気持ちを大事にしていますか?」と客席へ問いかける。

先ほどのMCで「怒り」を自身の原動力として語ったJunnaは、今度は「好き」というあたたかな感情もまた、人が前へ進むための力になるのではないかと話す。だからこそ、「みんなにその気持ちをすっごく大事にしてほしい」と伝えたJunna。「好き」という気持ちだけで何かを掴み取ったり、自分が歩いていく力になったりすることがある。そして、その気持ちは誰かに伝えなければ届かないものもあると語った。その思いを込めて制作した新曲「恋は続く」を、「今日初めてあなたに届けます」と紹介し、まっすぐな歌声で初披露。まっすぐな「愛」の歌が会場に幸せな空気を吹き込んでいた。

そしてJunnaは、自身の誕生日である11月2日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールでバースデーライブを開催することを発表。タイトルは『Junna Birthday Live 〜恋は続く〜』。次なるステージへの期待を膨らませた。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

そしてライブはいよいよ最後の楽曲へ。「最後の曲になるんですけど……」とJunnaが告げると、会場からは一斉に「えー!」という惜しむ声が上がる。ところが、ここでJunnaが「じゃなくて!」と叫ぶと、客席からは待ってましたとばかりに「いえーい!」の声が響き渡る。これはJunnaのライブではおなじみとなった、恒例のコール&レスポンスだ。

ライブが終われば、その場に集まったファンと別れなければならない。「次いつ会えるんだろう」と寂しい気持ちになる一方で、Junnaにとって「物事をしっかり終わらせていくことって、次の始まり」でもあるという。だからこそ、このコール&レスポンスを最後に交わすようになったと明かした。

「私にとって、お別れはもちろん悲しいなって思います。悲しいし寂しいなって思うけど、でも自分で決断して、自分から何かを手放したり、誰かを手放したりとかする瞬間があると思っていて」

その別れが、いつか「あの時そういう決断をしてよかった」と思えるものになってほしい。たとえそれが5年後、10年後、もっと先だったとしても、「きっと自分のために必要なこのグッバイだったんだ」と思える日が来てほしいと語った。

そして、この日のライブもまた「一旦グッバイ」する時間。しかしJunnaは、「きっとあなたとならまたどこかで会える」と信じている。

「本当にあなたに会えてよかったって、心の底から思っています」「あなたと会えて本当に良かった。最後の曲、聴いてください」

そうして届けられたのは、ツアータイトルにも冠された「ハローグッバイ」。出会いと別れ、その先に続いていく未来を歌う楽曲を、会場いっぱいのファンとともに歌い上げた。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

また、このツアーには、もうひとつ特別な時間が用意されていた。本編終了後には、ファンクラブ「じゅんな6くみ」会員限定の〈じゅんな6くみーてぃんぐ 〜かえりの会〜 vol.2〉を各公演で開催。本編とは趣の異なる、Junnaとファンだけの親密な時間が設けられた。

「かえりの会」では、Junnaがひとりでステージに立ち、自らギターを奏でながら弾き語りを披露。通常のライブとは異なるリラックスした空気のなか、「Sleepless」、「波打ち際」を披露。飾らない歌声とアコースティックギターの音色が、Junnaとファンとの距離をさらに縮めていた。まるで同じ場所で音楽を囲むような親密なひとときが生まれていた。

続いては、「かえりの会」に寄せられたリクエストから、家入レオの「君がくれた夏」をカバー。自身の中高生時代の記憶にもつながるドラマ主題歌だという。リクエストを受けた際には「懐かしい」と感じたそうで、「自分が青春時代めちゃくちゃ歌っていた曲」と振り返りながら、夏の思い出を彩る一曲として届けた。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

そして、Junnaは、ここでも改めてライブへの強い思いを口にする。

「ライブはみんなも私の居場所を作ってくれているけれど、私もいつだってみんなが帰ってこられる場所をいろんなところで作っていけたらいいな」

仕事や生活など、それぞれの日常を抱えるファンにとって、毎年ライブへ足を運べるとは限らない。それでも、ふと「居場所を見つけたい」と思ったときに帰ってこられる場所を作り続けたいと語った。

「あなたが帰ってこられる場所、私は作り続けていきたいなっていう風に思っています」

そして「かえりの会」の最後に選んだのは、本編でも披露した「GUM」。この曲は、Junnaにとって特別な意味を持つ一曲だという。再デビュー後、初めてファンへ届けた楽曲であり、「この曲をもらった時に、今の私のことを本当に歌っている曲だなと思った」と振り返る。

苦しさや悩みを抱えながら、自分自身を探し続けてきたというJunna。それでも、「その最低な日々を乗り越えてきたからこそ、今こうやってみんなの前で私は歌えている」と語り、「もしその時間がなかったら、きっとこの曲とも巡り合っていなかった」と、過去のすべてが現在につながっていることを明かした。

「そんな大事な曲を最後に聴いてもらおうと思います」そうして届けられた「GUM」は、すべてを抱えて未来へ進んでいくJunnaの姿を象徴するような一曲だった。ステージの上では圧倒的な歌声を響かせ、ステージを降りればファンと同じ目線で言葉を交わす。その両方があってこそ、今のJunnaなのだろう。

大きな挑戦のなかで、Junnaが見つけたのは、自分自身の新たな表現だけではない。ファンとともに音楽を楽しみ、挑戦し、そしていつでも帰ってこられる「居場所」を作ること。その思いを胸に、Junnaはこれからも歌い続けていく。それこそが、この〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉で届けた、もっとも大きなメッセージなのではないだろうか。

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

取材&文 : ニシダケン

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ライブ情報

■『Junna Birthday Live 2026 〜恋は続く〜』
・公演日:2026年11月2日(月)
・会場:恵比寿ザ・ガーデンホール【東京】
・開場/開演:18:00/18:30
・お問い合わせ:SOGO TOKYO 03-3405-9999
・席種/チケット料金:全指定席
S席:19,800円(税込)<S席限定特典付き>
一般席:8,800円(税込)
※別途ドリンク代600円(税込)必要

S席限定特典
★リハーサル見学
★S席限定グッズ
◯「Junna Birthday Live 2026 〜恋は続く〜」Newビジュアルを使用した”3Dアクリルスタンド”
◯「Junna Birthday Live 2026 〜恋は続く〜」Newビジュアルを使用した”ラミネートパス”
★終演後の”プチお誕生日会”
○Junnaによるお見送りあり

FC最速先行(抽選)
お申し込み期間
2026年8月27日(木)12:00〜9月6日(日)23:59
当選発表・入金期間
2026年9月9日(水)18:00〜9月14日(月)23:59

▼詳細・チケットのお申し込みはこちらへ
https://junnarockyou.com/schedule/?category_id=&schedule_category_type=1&id=554

リリース情報

■2026年秋配信リリース予定
Junna「恋は続く」

■発売中
Junna EP「ハローグッバイ」
ご購入URL:https://Junna.lnk.to/HelloGoodbye
配信はこちら:https://Junna.lnk.to/HelloGoodbye_EP

<仕様>
初回生産限定盤(CD+Blu-ray) SECL-3257~8
価格:2,500円(税込)

【ライブレポ】Junna、再デビューから始まった新たな旅──〈Junna Rock You Tour 2026 〜ハローグッバイ〜〉

通常盤(CD)
価格:1,900円(税込) SECL-3259

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<収録内容>
■CD
1.ハローグッバイ
2.GUM (テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ「余命3ヶ月のサレ夫」主題歌)
3.喝采
4.ランデブー

■Blu-ray
1.「GUM」Music Video
2.「GUM」Music Video Behind The Scenes
3. Road to “Junna” Documentary

インフォメーション

HP:https://junnarockyou.com/
X:https://x.com/junnarockyou/
Instagram:https://www.instagram.com/junnarockyou/
TikTok:https://www.tiktok.com/@junna_rockyou
YouTube Channel:https://www.youtube.com/channel/UChgdulDV_-LQgVJ24wCDPOg

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