神話級のラーメン屋「ケンちゃんラーメン」はどの店舗で食べても同じ味なのか?

神話級のラーメン屋として知られている「ケンちゃんラーメン」または「ケンチャンラーメン」。山形県を中心として、複数の店舗が東日本に存在する。

日本各地にある「ケンちゃんラーメン」の店舗 / どこで食べても同じ?

では、日本各地にある「ケンちゃんラーメン」の店舗、どこで食べても同じ味なのか? 答えは否。ベースとなる味は同じだが、それぞれの店舗に個性があり、その点はラーメン二郎が店舗ごとに個性がある例と同様といえる。

醤油スープ! まさに「ケンちゃんラーメン」の根底を支える存在

日本各地にある「ケンちゃんラーメン」の各店舗で、もっとも共通するポイントが醤油ベースのスープである。煮干しと動物系をあわせた唯一無二のスープは、まさに「ケンちゃんラーメン」のシンボルともいえる存在であり、間違いない美味しさの根底を支えている。

濃いめのスープが平太縮れ麺と相性バツグン

注文時に薄め、普通、濃いめからスープの濃度を選べるが、筆者のオススメは濃いめ。「ケンちゃんラーメン」の神髄を味覚で体験したいのであれば濃いめにしたい。濃いめのスープが平太縮れ麺と相性バツグンなのである。

選べる油量は店舗によって大きく違うことも

「ケンちゃんラーメン」では、ラーメンに含める液体油の量をお好みに合わせて増減できる。大半の人は「油っぽく」を選択する。なぜなら、油っぽいラーメンこそ「ケンちゃんラーメン」の魅力だから。

「スープ濃いめの油っぽく」が定番という人は多い

もちろんスープの濃さも油の量も人により好みはそれぞれ。自分なりのベストはあろう。だがしかし「スープ濃いめの油っぽく」が定番という人は少なくない。この油、極めて美味であり、良い仕事をしてくれる。麺をサルベージする際、必ず油膜を通過するため、極めてコク深い麺に仕上がるのである。ギュッと濃いスープで引き締められた麺が、こってりサラサラな油でまろやかになる。最高のグルメ機序だ。

油量だが、店舗によって大きく変化する。たとえ「油っぽく」にしたとしても、ほとんど油が入らない店舗もある。それもまた個性であり、おいしさの多様性なのだ。

麺が極めて個性的! 似ているようで大きく違う個性が光る

「ケンちゃんラーメン」の麺は平太縮れ麺がデフォルト。濃いスープ、こってり油、そこに平太縮れ麺があると、ああ、いま「ケンちゃんラーメン」でラーメンを食べているのだと、強い気持ちが沸き起こる。

濃いスープと油をイイ感じに吸い込む麺

どの店舗でも平太縮れ麺ではあるが、実は微妙に厚みとコシが違う。強くバキボキ寄りの麺もあれば、クニュポキで「柔らかさとコシの双方の良いとこ取り麺」もある。

不思議なことに、どの「ケンちゃんラーメン」で、どのタイプの麺を食べたとしても激しくウマイのである。おそらくだが、小麦が素晴らしいだけでなく、濃いスープと油をイイ感じに吸い込む麺をしているのだろう。最高に美味しい。

個性ある身入りにも着目したい

「ケンちゃんラーメン」では、無料トッピングとして「身入り」が存在する。身入りとは、固形の脂身である。つまり油っぽくすると液体油が入り、身入りにすると固形の脂身も入るということである。

旨味がたっぷりと詰まった脂身

この脂身だが、店舗によって大きさと色が違う。大きさはどの店舗も指でつまめる程度だが、それでも大きかったり小さかったりと店舗により違いがある。色は純白タイプと褐色タイプがあり、どちらも甲乙つけがたい旨味がたっぷりと詰まっている。

よって「ケンちゃんラーメン」のラーメンは店舗ごとに違いがあり、各店舗を巡ることで「その違い」を楽しむことができる。東京に住んでいる人ならば「ケンちゃんラーメン 古河店」(茨城県古河市大堤61-5)が近いし、東日本には複数の店舗があるので、ぜひ「ケンちゃんラーメン」を食べる旅を検討してほしい。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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