360°カメラ新モデル「Insta360 X6」で花火大会がきれいに撮れた 低照度に強くなってジンバルカメラ的な使い方も新鮮
Insta360 Japanが8月12日に発売した360°カメラの新モデル「Insta360 X6」のレビューをお届けします。夜間に花火大会で使ってみたところ、低照度でもきれいに撮影することができました。
画質を向上してコンパクトになったフラッグシップ
デュアルレンズで撮影した360°映像を本体のタッチスクリーンからプレビューできるポケットサイズの360°アクションカメラ。センサーサイズは1/1.1インチと、Insta 360 X5と比べて33%大型化。最大8K50fpsの動画撮影、120MPの写真撮影に対応します。10bitの色深度と13.5ストップのダイナミックレンジに対応し、360°カメラとして初めてDolby Visionにネイティブで対応します。本体は50×100×40mmとコンパクトになり、重量は195gに軽量化。本体ディスプレイ下のボタンを省き、圧力センサーによる画面の押し込み操作に対応しました。
360°カメラと2Dで撮影するアクションカメラとして利用できるだけでなく、オプションのジョイスティック搭載アクセサリー「折りたたみ自撮り棒」と組み合わせることで、ポケットジンバルカメラのような撮影スタイルが可能に。「InstaFrame 2.0」の撮影モードで、ジンバルカメラのようにカメラ角度やズームを操作しながら4Kのフラット動画を撮影し、同時に最大8Kの360°動画を記録することができます。従来、InstaFrameモードは撮影してすぐSNSでシェアできる2D動画を同時に撮影するモードとして実装されていましたが、X6のInstaFrame 2.0はさらに撮影スタイルの幅が広がるアップデートとして注目できます。
折りたたみ自撮り棒は折り曲げてコンパクトに持ち運べるだけでなく、伸縮する三脚としても利用可能。三脚に設置した状態で、離れた場所からリモコンで本体の操作ができます。
花火大会を撮影
花火大会に持参して8K30fpsの360°動画を撮影してみたところ、色鮮やかで鮮明に花火が撮影できただけでなく、花火を見ている観客もわずかな光で明るく撮影できています。
120MPの360°写真は、花火も観客も明るく鮮やかに収めることができました。
InstaFrameモードの撮影では、ジョイスティックでカメラの向きやズームを操作したり、ワンタップで水平方向にカメラ方向を360°回転して撮影する360°スピン、ジョイスティックを1回押し込んでターゲットした被写体を追うトラッキング撮影など、ジンバルカメラと360°カメラのいいとこ取りな撮影が楽しめます。
デスクトップアプリケーションと「AIディレクター」で動画編集
デスクトップアプリケーション「Insta360 Studio」で360°動画、360°写真、InstaFrameモードの2D動画を取り込んで編集した動画がこちら。Insta360 Studioではタイムラインにキーフレームを挿入して、マウスをドラッグしながら視点やズームを決定し、自由に視点を移動する動画が制作できます。
Insta360 X6作例:花火大会を360°動画とジンバルカメラ風操作のInstaFrameモードで撮影(YouTube)
Insta360 X6では、AIを活用した動画の自動編集機能を強化しています。Insta360のスマホアプリ上で選んだクリップからAIがフレーミング、カメラワーク、カット、音楽、トランジションを追加して完成度の高い動画を作成する「自動編集2.0」、テンプレートを選んで簡単に動画を作成できる「FlashCut」といった機能に加えて、カメラの充電中に動画を自動で分析・編集して完成したクリップをInsta360アプリにプッシュ通知する「AIディレクター」の機能を新たに搭載しました。
AIディレクターが制作した動画がこちら。テンプレートや音楽、演出などすべてAIが選んで自動生成されたものです。360°動画は編集が面倒、というのはもう過去の話。ソフトウェアも含めて、360°カメラが初めての人にも使いやすい製品に仕上がっていると感じます。
360°カメラ新モデル「Insta360 X6」で花火大会がきれいに撮れた pic.twitter.com/X6ZhvucjyI
— 宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) August 26, 2026
クラウドサービス「Insta360+」を利用すると、さらに利便性が向上。映像の自動バックアップ、クラウド上のデータをPCやスマホなど、どのデバイスからでも編集できる機能、カスタマイズ可能なリンクでシェアできる機能が利用できます。360°動画はファイルサイズが巨大なので、スマホやPCにデータを移して編集するのはストレージの容量を圧迫するストレスになりますが、クラウドに置いたまま編集して、書き出した動画だけローカルに保存したり、クラウドに置いたままシェアできるのは大変便利。さらに、サブスクのオプションサービス「Moments Pro」に加入すると、音声による指示でAIが自動編集する機能が利用可能になります。
Insta360 X6本体の価格は11万8000円(税込)、予備バッテリーと充電ケース、自撮り棒が付属するエッセンシャルキットが13万5000円(税込)。折りたたみ式自撮り棒リモコンキットは1万2000円(税込)です。
製品提供:Insta360 Japan
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。



