「パル」がカードになって共に戦う! 7月30日発売『パルワールド オフィシャルカードゲーム』を先行体験してきたら、可愛い顔して容赦がなかった

あの『パルワールド』がカードゲームになる。そう聞いて居ても立ってもいられず、東京ビッグサイトの会場で先行体験会の列に並んできた。

ブースの前ではオコチョとモモチョの巨大バルーンがお出迎え。巨大なカードパネルもずらりと並び、近づくだけでテンションが上がっていく。そして実際にパルたちを操って遊んでみたら、これがもう、ひと回りもふた回りも予想を超えてくる出来だった。

本記事では、7月30日に発売される新作カードゲーム『パルワールド オフィシャルカードゲーム』、通称パルワールドOCGの先行体験会で感じた魅力を、順を追ってお届けしたい。

出したパルがいきなりアタックできる。この爽快感がたまらない

まずはルールから。メインデッキ50枚とソウルカード10枚の計60枚で戦う2人対戦型で、相手のライフを削り切るか、山札を尽きさせることができれば勝ちとなる。

ゲームの流れは大まかに、自分の前のターンに使ってレスト状態になったカードを再び使える状態に戻す「スタンドフェイズ」、メインデッキから1枚カードを引く「ドローフェイズ(先攻1ターン目はスキップ)」、使用する際に必要なコストとなるソウルを2枚、ソウル置場に出す「ソウルフェイズ」、戦闘をはじめ様々な行動が可能な「メインフェイズ」、締めとなる「エンドフェイズ」を、繰り返していくスタイル。他のカードゲームをプレイしたことがある方なら、すぐに馴染めるだろう。

実際に体験した感想としては、テンポの良さを大プッシュしたい。

たとえば場に出したパルがそのターンからガンガン攻撃できる点。先攻1ターン目から殴り合いが始まるので、対戦のテンポがとにかく気持ちいい。じわじわ準備して……という間が少なく、序盤からパルがぶつかり合う。この勢いは原作の、パルと一緒に突き進んでいくあの感覚にちょっと近いものがあった。

もちろん一方的にはやられない。相手の攻撃にはクイックタイミングで割り込んで妨害できるので、攻める側と守る側の駆け引きが生まれる。さらに痺れたのが、ダメージを受けるときに山札トップをめくって「ラッキーパル」が出れば、そのダメージをまるごとキャンセルできるという仕掛けだ。ピンチの場面でラッキーパルが現れて逆転……なんてことも十分に起こりえる。

また、テンポの良さを加速させているのが、毎ターンソウルを2枚追加できるところだ。コストが少しずつ増えていくタイプのTCGに比べても、毎ターンできることが加速度的に増えていき、バトルがすぐに激化する点は、かなり面白かった。

パルを“働かせる”も、武器を“持たせる”も、ぜんぶカードで再現

本作で個人的にいちばんグッときたのが、原作のサバイバルクラフトをカードに落とし込んだ仕掛けの数々である。

たとえば建築物カード。場のパルをレストして建築物に“アサイン”すると、カードを引けたり相手にダメージを与えられたりと、施設ごとの恩恵がもらえる。これがまさに、拠点でパルをせっせと働かせるあの感覚そのものなのだ。盤面でパルに仕事を割り振っていると、頭のなかで原作のBGMが流れてきそうになった。しかも建築物は相手に壊されることもあるので、「うちの拠点を守れ……!」という気持ちまで芽生えてくる。実によくできている。

さらにアツいのが、原作の武器や道具“パルギア”を再現した「ギアカード」の存在だ。「シングルショットライフル」というカードは、敵パルに1000ダメージをぶち込んだあとも場に残り、毎ターン味方パルの戦闘力を上げ続けてくれる。パルが物騒な武器を持って戦うという原作らしさが、しっかり形になっているわけだ。

ちなみに拠点に出せるパルは5体まで。誰を場に残すか悩ましいところだ。

お土産にプロトタイプデッキまで。発売が待ちきれない

体験会の最後にはフリー対戦もでき、参加者同士でルールを確かめ合いながら盤面を進めていく時間がまた格別。新作カードゲームならではの、みんなで一緒に手探りする楽しさが詰まっていた。しかも参加者にはプロトタイプデッキ(カード60枚+紙製プレイマット)のお土産付き。家に持ち帰ってからも、つい並べてニヤニヤしてしまった。

製品版は7月30日に世界同時発売。第1弾「パルパゴスの夜明け」は、トライアルデッキ2種(レッド・ブルー/グリーン・パープル、各1,980円・税込)とブースターパック(1パック7枚440円・税込)が同日に登場する。トライアルデッキにはブースター1パックやプレイマット、ライフカウンターまで入っていて、買ったその日から遊べる親切設計だ。10月30日にはブースター第2弾の発売も控え、2027年5月には世界一を決める世界大会まで予定されており、その予選が2026年秋から開始というから、盛り上がりはこれからが本番である。

実に発売が待ち遠しい。

(執筆者: sasuke_in)

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