【広島市×酒場3選】希少酒満載の立ち飲み、地酒激安飲み放題の寿司、日本2位のジンBARで酔う!

お好み焼き、カキ、あなごめし、ラーメン(しまい系、尾道etc)、汁なし担々麺、激辛つけ麺、そして近年ではウニクレソンなど広島グルメは多々ありますが、日本酒をはじめ酒のクオリティが高いこと、そして飲食店のレベルの高さも見逃せません。そこで本稿では市街地エリアから、酒もつまみもナイスな推しの3軒をピックアップ!

▲市街地には、広島市内の大動脈・広電(路面電車)で。昨夏、JR広島駅のビル2階へ直接乗り入れるルートができ、今春には『循環線』も開業

1.立ち飲み『スタンドローキー』@中区新天地パルコ近く

1軒目のジャンルは立ち飲みで、店名は『スタンドローキー』。最寄りは八丁堀電停で、広島駅からだと約7分。広島PARCOの近くで、ビルの2階にあります。魅力は、ウマくて安いのはもちろんのこと、酒のラインナップが豊富なこと!

そのうえ希少な銘柄でも、驚愕のプライスで提供されていることがポイントです。当然の如く地元の酒が最も充実していて、たとえば酒都・西条の賀茂泉『純米吟醸生原酒 ROCK HOPPER』は100mlで700円でした。ちなみに樽生ビールは500円(缶なら450円)で、サワー類も500円からです。

また、先日開催された世界最大級の酒類品評会『IWC』のSAKE部門で『ゴールド』に輝いた、呉の相原酒造『特別純米 雨後の月 十三夜』も同店なら100mlで700円。ちなみに相原酒造は『SAKE COMPETITION 2026』において、『雨後の月 純米大吟醸』が純米大吟醸部門1位、『雨後の月 純米酒 呉未希米八反錦』が純米酒部門で9位。さらに同蔵はダイナースクラブ若手奨励賞に輝いています。

なお、これらは地元の季節酒だったりするのですが、全国的に名が知られるカリスマ酒の良コスパぶりがまたヤバい。たとえば埼玉・羽生の『花陽浴(はなあび) 純米大吟醸』が50ccで700円、秋田・『新政 カラーズ ヴィリジアン』が50ccで700円、福島・会津の『飛露喜(ひろき) 純米吟醸』が100cc800円など、なかなか希少な日本酒が普通にラインナップされてます。

洋酒もすさまじく、オーセンティックバーでも珍しい『イチローズモルト』の20周年ボトルやオンザウェイが45cc2000円でオンメニュー。Wディスティラリーやワインカスクは45cc1000円で、これらもかなり希少&安い! 有名どころだと山崎&白州のノンエイジなら45ccで各1000円です。

お通しがないのも良心的で、つまみも珠玉。角切りタイプの『刺身盛り合わせ』や『黒毛和牛しぐれ煮』をはじめ、気の利いたつまみが一皿ALL400円でした。

スタンドローキー
広島県広島市中区新天地5-19 大進産業ビル 2階

2.寿司酒場『鮨次郎』@エキニシ

お次は、広島駅に近い人気の飲み屋街『エキニシ』から。ここは駅の南口から徒歩約3分で行けるアクセスのよさに加え、古い建物をリノベーションした店が並ぶレトロな雰囲気も好評なエリアです。

その中で推したいのが、『鮨次郎』。1階が『寿司酒場さわや』という立ち飲み店なのですが、その2階が着席式の『鮨次郎』です。まず必見なのが、県内外の日本酒が2068円で2時間飲み放題になるプラン!

一合だと880円~ですから、日本酒好きは飲み放題で呑(や)るしかないでしょう。冷蔵庫に一升瓶が入っており、それを酒器にセルフで自由に注げるシステムです(酒器交換式)。

▲西条の名門・亀齢(きれい)酒造の『亀齢 辛口純米 八拾』

寿司やつまみも素晴らしく、海苔でサンドしたような『うなぎ玉』は594円、マグロがハミ出るレベルで盛り盛りの『控えめに言ってマグロ多めの鉄火巻き』は1078円。また、ひとり2貫までの『中トロ』は1貫209円。日本酒とのペアリングも至福です。

鮨次郎
広島市南区大須賀町13-17 2階

3.ジンBAR『クラフトバー196』@エキニシ

ラストはクラフトジンを得意とする『クラフトバー196』。上記『鮨次郎』のはす向かいにあり、カウンターのみの大人な空間です。ちなみに店名の由来は缶チューハイからではなく、マスタ―の名前に由来。

ここは何がすごいって、そのラインナップ。常時700本以上のジンをストックしており、お店調べではその数日本2位。西日本では1位とか(日本一は東京・小岩の『Bar Soutsu』とのこと)。なおウイスキーも200種類と豊富で、ビールはツウ好みの国産プレミアムビール『ガージェリー』が用意されています。

価格は銘柄によって上下あるものの、基本はショットで1000円。飲み方は、ソーダ割りが+100円、トニック割りが+300円、ソニック(トニックとソーダで割る)は+200円。1杯目は、宮崎県日南・京屋酒造の『HINATA』をオーダーしました。

京屋酒造は『油津吟』も有名ですが、個人的には『HINATA』がさらに好き。宮崎産の金柑、へべス、日向夏をメインに、カモミールやカルダモンといったハーブとスパイスが香る、陽気な柑橘感がサイコーです。

2杯目は『ニッカ カフェジン』。ニッカウヰスキーにおける、製造の大国柱ともいえる希少なカフェ式連続式蒸溜機でつくったジンですが、正統派な印象とは裏腹に味は超個性的なんです。山椒が決め手のジンとしては、個人的に一番好きな銘柄です。

ということで、広島駅周辺で飲む場合の一案としては『エキニシ』へ繰り出し、『鮨次郎』から『クラフトバー196』の流れでハシゴするのがよろしいかと。

クラフトバー196
広島県広島市南区大須賀町13-25

おまけ。『スタンドローキー』は東京に支店があるぞ!

ちなみに本稿は広島市の情報ですが、実は東京の方々には朗報が。最初に紹介した立ち飲み『スタンドローキー』は吉祥寺に2号店があり、本店同様のクオリティとプライスゾーンで楽しめるのです。

▲『スタンドローキー 吉祥寺』。東京都武蔵野市吉祥寺本町1-26−1 JK吉祥寺ビル 2階

2024年のオープン当初は幻といっちゃえる『スプリングバンク』の、しかも未開封の15年と18年が! 公式サイトを覗いたところ、今でも15年は45cc3000円で提供されているようで、比較的にまだ入手しやすい10年は1200円と超フレンドリー。

何はともあれ、広島の酒と酒場には大注目。地元の方々はもちろん、出張や旅で訪れた人も参考にしてもらえたらうれしいです。

(執筆者: 中山秀明)

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