ラスベガスで『Hash House A Go Go』で朝から最高のハイに!(※カロリー的に)
ラスベガスのLINQホテル内にある『Hash House A Go Go』。朝からハイカロリーを求めて彷徨った先に見つけた、ナイフブッ刺さりの一皿の先に過去最高体重更新という未来がありました。
The LINQホテルのカジノフロアを歩いていると、突如として目に飛び込んでくるのが白く輝くネオンサイン「HASH HOUSE A GO GO」の文字。
スロットマシンが並ぶカジノの喧騒の中に現れるレストランの入口は、エスカレーターの上に堂々と構えており、なかなかインパクトがある。
▲朝の7時にこんなに並んでいるなんて
入口には「BEST! Las Vegas」の(おそらく現地の)認定バッジも掲げられており、地元でも観光客にも長年愛されてきた実績が一目でわかる。
看板のそばには威勢のよいポップの数々に朝からアメリカらしい陽気さを感じると共にテンションを上げてくれる。
エスカレーターを上がると、席に案内されるまでの待合スペースがある。
▲受賞歴とメディア掲載歴の数々に自信を感じます
壁一面に広がる歴史的な写真、額に飾られた数々の受賞歴とメディア掲載記事、大型モニターに映し出される看板メニューの映像など評価の高さをこれでもかとアピール。
「Hash House A Go Go」は2000年7月、アンディ・ベアズリーとジョニー・リベラの2名によってカリフォルニア州サンディエゴで創業され、ミシガン州とインディアナ州の農業地帯出身の創業者が中西部のソウルフードをアレンジしたのが始まり。
▲右端に子豚さんが「WE WANT YOU」と往年の徴兵ポスターのノリで攻めてくる
その後、全米各地に展開したラスベガスのLINQ店は、Food Network、マーサ・スチュワートのTV番組、そして人気フード番組「Man v. Food」に取り上げられ、一躍全米に知られる存在となった。
案内されて店内に入ると農場を連想させるレトロな装飾、黒いブースシートが並ぶ広い空間は、まさにアメリカン・ダイナーの王道。
▲ちょっとレトロな感じがまた素敵。ピカピカの店内は衛生環境も問題なし
テーブルとバーカウンターと用途に合わせた席が用意され、週末ともなれば大量の人が並ぶ。注目すべきはその営業時間。なんと早朝から営業している。カジノで夜を明かした後、夜明けのブレックファストを食べに来る客も多く、ラスベガスらしい営業時間である。
今回行った平日の朝7:30にも地元民・観光客で満席になるほど、活気にあふれている。
▲朝の7時半からもうメニューからカロリーで殺しに来ている
テーブルに置かれたメニューは大判の一枚もの。パンケーキ・ワッフル系(Flapjacks & Waffles)、エッグ系、バーガー&サンドイッチ系と多岐にわたる。主なメニューと価格は写真の通り10ドル後半から30ドル前後。
ワッフル&フラップジャック系、エッグベネディクト系、ハッシュ系、パンケーキ系と多種多様なカテゴリが並んでいる。しかも写真付きの説明が各メニューに添えられており、どれもこれも美味しそうで迷いに迷った。
今回は2人で「チキン&ワッフル」と「チキンベネディクト」を1品ずつ頼んでシェアする戦略を取ることにした。
しばらく待つと店員のお兄さんが巨大なプレートを持ってきた!
▲後ろに調味料のボトルを並べているのだがサイズ感伝わるだろうか
まず「Andy’s Sage Fried Chicken & Waffles」 $30.99、これが有名な一皿。テーブルに運ばれてきた瞬間、思わず絶句。ナイフが突き刺さり、高さ30cm!!の怪物プレートだ。
思わず「アンディイイイイ!」と天を仰いで叫びたくなるサイズ感だ。
ベーコンが挟まった分厚いワッフルが2〜3枚重なり、その上にセージ(香草)をまぶした大きなフライドチキンブレストが鎮座。
さらにその上に揚げた長ネギが積み重なり、そして止めを刺すように、料理の頂点に木の柄のナイフが突き刺さっている。全体の高さは優に30cm前後のボリュームだ。
▲ここからさらに恐ろしいことにポットいっぱいのメープルシロップをかけるんだよ!(白目)
これはただの演出だけでなく、このナイフは「食べる前にここから崩せ」という起点を表しているかもしれない。脇には小さなシロップポットが添えられており、シロップをてっぺんからドバッとかける儀式が待っている。
日本人なのでフライドチキンとワッフルにメープルシロップをかけるという作法に馴染みがなくて躊躇したが、「甘くて」「しょっぱい」が同時に取れるという点は世界共通で素晴らしい作法なのかもしれない。
▲今日はフランドチキンをメープルシロップにディップしてもイイのか!?
チキンの衣は外側がカリカリに揚がり、中はジューシー。セージの香りが鼻を抜け、甘いワッフルとの組み合わせが「これがアメリカ料理の真骨頂か」と納得させてくれる(※個人の感想です)
▲フライドチキンベネディクトって料理がこの世にあるのか…ちなみに一番下はマッシュポテトみたいなの
著名人のお気に入り認定がされて、テレビで全米に紹介されたもう一つの看板メニューがこちら「Andy’s Sage Fried Chicken Benedict」。運ばれてきた瞬間、黄金色に輝くホランデーズソースが皿からこぼれ落ちそうなほど贅沢にかかっており、てっぺんには長いローズマリーの枝がアンテナのように鎮座している。その姿はまるで、料理というよりひとつのアートみたいだった。
▲ハイカロリー、アボガドとイチゴを添えて
「Hash House A Go Go」の魅力は定番だけではなく季節ごとに展開される「シーズナルメニュー」も大きな見どころのひとつらしく、他のテーブルでは旬の素材や季節感を取り入れたアイテムが期間限定をいただいているテーブルもあった。
▲季節のメニューも豊富。オールドスクールコンボ、というのは学校給食の再現みたいなものだろうか。
今回の訪問は2人。注文はチキンベネディクトを2つとドリンク2種。デカ盛りを想定してあえてフードを2品に絞ったが、それでも食べ切るのに苦労したほどのボリュームだった。
さて、お会計ですが、朝から$79.95、そこにチップ$16.00で合計$83.43で日本円にして朝から1人あたり7,500〜8,000円という大変豪勢な朝食になった。
だが、人生で経験することがない超ハイカロリーかつ豪勢な朝食は全力スパイク血糖も含めてぜひ体験するべき貴重な一時だった。
ちなみにこの後、夜まで何も食べなくて済んだから、ある意味合理的!(違)
(執筆者: 鷹鳥屋明)
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