【レポート】口にできないチョコレート展「チャンプチャイムチョコレート」に潜入 真実を知ってしまいました(ネタバレなし)[ホラー通信]

どこか不穏さを漂わせる謎めいたチョコレートブランド、「チャンプチャイムチョコレート」の展示会が東京・銀座にて開催中だ。

1934年に誕生し、人々に愛されながらもわずか5ヶ月で姿を消したとされるチャンプチャイム。人気があったのならなぜすぐに消滅したのか? 「Champ Chime Memorial Trust(チャンプチャイム記念信託)」なる団体は、なぜ今更この展示会を行うのか?

「口にできないチョコレート展」とも銘打たれている謎だらけのこの展示会に、ホラーの匂いを感じずにはいられない。ネタバレなしでその模様をお届けする。

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いざ、チャンプチャイム!

場所はGinzaNovo(旧:東急プラザ銀座)の特設会場。

入場口にはマスコットキャラクター“チャンプくん”の映像が映し出されており、彼が来場者に向けて本展の説明をしてくれる。

可愛らしいキャラクターだが、何かやましいことを覆い隠すような圧倒的な陽気さで喋り続けていて、じわじわ怖い。なんか目が笑ってない気もするし。

おい、こっちを指さすな

中に入ってみよう!

内部にはチャンプチャイムのポップなパッケージやグッズが並んでおり、まるで“普通の”ポップアップショップだ。デザインの可愛さで思わずテンションがあがってしまう。

チャンプチャイムに関する解説や資料も展示されている。創業メンバーが若くして亡くなっているのが気になるな……。

解説担当のチャンプくんは創業者の死すらも軽いノリで語る 「かわいそうー!」じゃないんだよ

ブランド独自の美味しさの鍵は、とある場所で採れる特別なカカオ“チャンプカカオ”にあるようだ。展示資料のそこかしこに不穏なディテールを感じ取り、ここに何か秘密があるのかも、と思考を巡らせる。

“真実”を知る覚悟はあるか

[左]「チャンプカカオが欲しいか」を問うアンケート、[右]小部屋への入口

入場時に配られたアンケートは、明らかに我々の覚悟を問うている。これに回答すれば、きっと真相を知ることができるだろう。

知りたい、でも怖い。でも、知りたい。

映画『バニシング 消失』の主人公のような決断を迫られた我々は(未見の方は観てみてね。怖いよ!)、ついにアンケートをスタッフの方に手渡し、黒いカーテンで隠された奥の小部屋へと案内されるのだった……。

ここから先はお見せできません

エッ ちょっと!! マジで!?

うっっっ……わぁ~~~……(ドン引き)

小部屋の内部は撮影禁止のため、お見せすることはできない。が、たしかに我々は真実を知った。知った側の人間になってしまった。

筆者のようなビビリの方のために言っておくと、ジャンプスケア的な脅かしなどはない。真実は極めて端的に示され、ただ静かに“そこにあった”のである。

小部屋のなかで真実を知った上で、我々はさらに先へ進み、“あるもの”が入った小さな封筒を受け取った。真実を知りたいという好奇心でここまで来てしまったが、結果的にチャンプチャイムの活動を肯定したことになり、仲間になったも同然だろう。

ああ、もう『バニシング 消失』の主人公の決断を責められないな……(未見の方は観てみてね。怖いよ!)。

絶妙に憎たらしい顔をしているチャンプくん 彼の正体って、“アレ”だよね

場内の仲間募集ポスターには実際にかけられる電話番号が書いてある(黒帯部分)。筆者は好奇心で電話してしまった

『Champ Chime Chocolate(チャンプチャイムチョコレート)』
https://champchime.com
会期:2026年4月10日(金)〜 2026年5月15日(金)
会場:GinzaNovo 3F 特設会場(東京都中央区銀座 5-2-1)
入場料金:
平日 ¥2,100(税込)
土日祝 ¥2,400(税込)

主催:Champ Chime Memorial Trust
制作:NOTHING NEW

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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