元日本テレビアナウンサー多昌博志氏が逝去 松井秀喜氏の本塁打を「ライトへ、ライトへ、ライトへ」

名実況で知られた多昌氏の逝去はネットニュースでも報じられた。

元日本テレビのスポーツアナウンサー、多昌博志氏(63)が7日、多発肝腫瘍のため神奈川県内の病院で死去した。関係者によれば、3月下旬に体調を崩して入院し、4月1日の誕生日も病床で迎えていたという。復帰を見据え、日テレ学院の学院長として後進育成に力を注いでいた最中の急逝だった。

多昌氏の名を一躍知らしめたのは、1993年5月2日の巨人―ヤクルト戦。ドラフト1位ルーキー松井秀喜のプロ初本塁打を、「ライトへ、ライトへ、ライトへ!」と畳みかけるように実況した場面だ。視聴者の記憶に焼き付くその語り口は、単なる熱量だけでなく、緻密な準備に裏打ちされていた。

TBS出身で現WOWOWの柄沢晃弘アナウンサーは、「多昌さんは非常に勉強熱心で、早くからパソコンを使って資料を整理していた。日本シリーズ前には『普段見ていないのでパ・リーグを教えてほしい』と率直に聞いてきたこともあった」と証言する。華やかな実況の裏で、徹底した取材と自己研鑽を欠かさなかった姿が浮かび上がる。

また、桐蔭学園時代の後輩はこう語る。「若い頃から健康管理や筋力トレーニングにも気を配っていた。つい先日も、お子さんの節目を祝うメッセージをやり取りしたばかりで、あまりに突然すぎる」。公私ともに誠実な人柄だったことがうかがえる。

1985年の入社以来、プロ野球、サッカー、箱根駅伝と幅広い現場で活躍し、長嶋茂雄監督の勇退試合という歴史的瞬間も任された。2003年の異動後は経営や教育の分野に軸足を移し、近年は若手育成に情熱を注いでいた。

派手さよりも積み重ねを重んじた“職人型アナウンサー”の突然の死。その声と仕事ぶりは、テレビの記憶の中に長く残り続けることになりそうだ。(文@霜月潤一郎)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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