【節約】廃棄される魚には希少種から超激ウマ魚までお宝魚がたくさん紛れているので貰ってきたよ、爆安で【ダンベ救出大作戦/未利用魚】

みなさま、「ダンベ救出大作戦」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

「ダンベ救出大作戦」とは、日本最大級の魚貝類専門データベース「市場魚貝類図鑑」を運営する「ぼうずコンニャク」氏が提唱する取り組みで、「小さい」「まとまって獲れない」「捌きづらい」といった理由から流通にのらず廃棄されてしまう魚(=未利用魚)を救出し、食べる活動です。

ダンベ行きの魚(売買対象にならず、「ダンベ」という容器に入れられる=捨てられる運命の魚)はさまざまな種類がおり、小さい水族館のようで見ているだけでとても心がトキメキます。

何よりも滅多にお目にかかれないレア魚や、無名だけど知る人ぞ知る超激ウマ魚がいたりして、実はダンベは宝の山なのです!

ということでダンベ救出大作戦を決行すべく、最近は行きつけの魚屋「海鮮市場マルモト」(神奈川県伊勢原市伊勢原1-3-37)の田中店長に「ダンベの魚を取り置いてください」とお願いしています。

今回ダンベから救出された魚たちはコチラ↓です。

これで756円(税込み)です! 実にお得です!

今回救出された未利用魚紹介①コバンアジ

今回どんな魚がダンベから救出されたのか見てみましょう。

まずはアジ科コバンアジ属のコバンアジです。ぼうずコンニャク氏から「究極の美味」と評されている魚です。

生息地は主に南日本で、安定して水揚げされるタイプの魚ではないため、市場での入手は困難です。

特に関東での入荷は稀で希少なので、まさか出会えると思わなかったよ!!! 超ラッキー!!!!! めっちゃめちゃ嬉しい・:*+.(( °ω° ))/.:+ウヒョー

てかダンベの魚の取り置きをお願いしてなかったらこの子捨てられてたのかよ……恐ろしや。

②メバルとオヤビッチャの幼魚

続いてはメバルとオヤビッチャの幼魚です。

ギャーかわいいぃぃぃいいいいい((ノ)ω(ヾ))

メバルはどんな食べ方をしても美味しい魚で、本来の扱いは高級魚なのですが、幼魚はチラホラ未利用魚としてダンベで見かけます。

丸っこくバブみが強いこの子はオヤビッチャです。

温かい地域の海に住んでおり、基本流通しないので、入手したければ釣り上げるしかない魚です。

こんな子もダンベにいるのですね~!!

オヤビッチャは成長すると体全体に美しいエメラルドグリーンがかかり、背が鮮やかな黄色に染まり、とても美しい魚になります。

大人になるとさらにバブみが増して大バブになります。

③ハダカイワシ

ウロコが落ちてゾンビのようになっているキモかわいいこの子たちはハダカイワシです。

食欲をそそらない見た目とは裏腹に、実は知る人ぞ知る超激ウマ魚なのです。

私は見つけたら買い占めますね。

④トウゴロウイワシ

しっかりとした剝がれにくいウロコが特徴のこの子はトウゴロウイワシです。

ギンイソイワシとそっくりですが、トウゴロウイワシは腹ビレの真ん中ぐらいの位置に肛門があるので、それで見分けられます。

小さいながらも非常に味の良い魚で、ウロコや内臓もとらずにそのまま焼いたり揚げたりして美味しく食べられるので、実は便利な魚です!

⑤ネンブツダイ

続いては釣りの嫌われ者・ネンブツダイです。

小さいクセに骨が堅くて食べづらいのですが、味は良い魚です。

⑥サバ、アジ、タカベ

個別写真を撮り忘れてしまったのですが、他にはゴマサバとマサバの幼魚、マアジ、タカベがいました。

タカベは一般流通してるし、なんなら高価で贅沢な魚なのに、なぜか未利用魚扱いで叩き売られてることが多いですね。

サバ、アジ、タカベで干物を作る

とりあえず今回はサバとアジ、タカベを干物にしようと思います。

もちろん他の魚も調理したので、それはまた別で紹介します(コバンアジのお寿司やハダカイワシの素焼きなど、ビックリするぐらい美味しかったので独立記事でじっくり紹介します)!

①魚の頭を落として内臓を出したら開きにします。

開き方は腹開き、背開きとありますが、私は簡単で早く捌ける腹開きのほうが好きです。

腹開きのやり方はコチラをご参照ください。

なお、刃に引っかかる中骨は断ち切りながら刃を進めてしまってOKです。

②濃度4%の塩水に日本酒を少々溶かして食塩水を作り、開いた魚を1時間漬けます。
※食塩水は塩が完全に溶けるまでしっかりかき混ぜてください。

塩分濃度6%の食塩水に1時間漬けた場合の食味は、食べた時に塩を振りたくなるぐらいの控えめな塩加減です。

塩味をしっかり付けたい場合は塩分濃度を6%にするか、漬け時間を3時間以上にすると良いと思います。

③漬け込みが終わったら水気を拭いてから干します。外干しは気温が高いと傷むので、冷蔵庫で干すのが安全ですね。

ムラなく乾くように、表面が乾いたらひっくり返し、裏面が乾いたらまたひっくり返す……を繰り返しながら、1晩~5日干したら完成です。

↓は5日間外で放置した干物です。若干心配になるような色味をしていますが、全く問題なく食べられました。

後は焼いて食べるだけなのですが、焼く前にさっと水洗いしてしっかりと拭き取り、表面の水分や汚れを落としてあげるとより美味しくなります。

表面に脂など酸化物が付着しているので、それを落としてあげるのです。

干物定食完成

ちょっと火が強くて尻尾が丸焦げになりました。

やっぱり干物にはご飯とみそ汁が似合う。

干物にしておけば冷凍保存もできて大変便利です。

美味しい干物の食べ比べが気軽に安価でできるので、未利用魚はやはり良いです。

干物はペペロンチーノにしても凄まじく美味しいので、また次回以降にレシピを紹介したいと思います!

色々な魚がたくさんいて見た目も可愛く、胃袋も心も満足できる未利用魚の詰め合わせは最高です!

もし気になったら近所の魚屋さんに「ダンベ行きの魚を入荷してもらうことはできますか?」と聞いてみてください!

※画像は全て筆者撮影

■海鮮市場マルモト
https://www.0-to.com/[リンク]

■市場魚貝類図鑑
https://www.zukan-bouz.com/[リンク]

(執筆者: ゆずくん)

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