大掃除の日に増上寺でお掃除体験、ニチバンと増上寺から伝えられる手当という言葉に込められた意味

日本における年末の風物詩のひとつと言えるのが大掃除。1年の汚れを落とし、新たな年を清らかな気持ちで迎える日本の伝統行事だ。

「大掃除の日」と定められているのが12月13日。鎌倉時代にはじまった「すす払い」の習慣に由来し、この日から12月28日までに終えるのが理想的とされている。

大掃除の日に、ニチバンと増上寺の共同企画によるスペシャルイベント、ケアリーヴ presents「心を磨く!親子で年末大掃除体験 in 増上寺」が開催された。冬の手荒れやあかぎれケアの理解を深めてもらうことを目的に、この体験型イベントは企画されたという。9人の子どもたちが、このイベントに参加した。

最初に普段は入ることのできない増上寺・大殿を特別に拝観し、僧侶の教えにそってお焼香を体験。徳川家康公の肖像画が安置された安国殿に移動して歴史を学び、圓光大師堂へ。ここで、雑巾を使っての畳の掃除を体験。濡れ拭きと乾き拭きに挑戦した。子どもたちは、畳一枚一枚を丁寧に拭いていった。

浄土宗の「南無阿弥陀仏」の教えも受け、木魚や鐘が読経のリズムを合わせるために使われることを教わり、僧侶とともに読経を唱えていく。触ってはいけないとされる木魚や鐘を一回だけ鳴らす体験もした。大殿へ向かう階段の手すりも、みんなで拭いてきれいにした。

体験の締めくくりに、増上寺アドバイザー僧侶・堀江利昌氏による特別説法が行われた。説法では、掃除をすることの意味や、傷を治す「手当」という意味と「手当」という行為による仏教との関わりについて語られた。説法の後の質疑応答では、ほとんどの子どもたちが手をあげて質問した。なかには「どうすればお坊さんになれるんですか」という質問もあった。

室町時代に創建された増上寺は、徳川将軍家の菩提寺という歴史を持ち、浄土宗の大本山として、東京を代表する名所になっている。そんな由緒正しきお寺での、雑巾を使っての大掃除や僧侶の説法などの特別な体験は、子どもたちにとっても貴重な時間になったのは間違いない。

2025年12月13日(土)からの2週間、境内で身体健全の祈願を受けた「ケアリーヴ™」を、参拝者に無料配布する企画も行われている。

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