カラオケ館運営のB&Vが贈る究極のアウトドア！ 全棟富士山ビュー＆サウナ完備の「グランピングB&V 富士山河口湖」

「カラオケ館」といえば誰もが知ってるカラオケチェーンの最大手だが、その運営元である株式会社B&Vが、近年アウトドア事業へ本気で挑んでいることをご存知だろうか。

一昨年夏、那須高原にオープンしたグランピング施設を皮切りに、今月11日（木）には山梨県・富士河口湖エリアに同社3施設目となる新たなグランピングリゾート「グランピングB&V 富士山河口湖」がグランドオープン。

オープンに先駆けた12月8日（月）に開催されたメディア内覧会には編集部も現地へ赴き、エンタメ企業が創り出した「非日常空間」を体験してきた。

エンタメの巨人が仕掛ける「空間体験」の進化系

「カラオケ館」で培った駅前一等地の不動産選定力と、100室あれば100通りの内装を作るという空間デザイン力。これらはアウトドア事業においても強力な武器となる。「都会での非日常」から「自然の中の非日常」へ。インドアとアウトドアの両軸で「空間体験価値」を提供するB&Vの新たな挑戦が、この富士の麓で結実した。

全客室から望む「圧倒的富士山」

現地に到着してまず圧倒されるのは、そのロケーションだ。約12,500坪という広大な敷地は、キャンパーの聖地「ふもとっぱら」を彷彿とさせる開放感。

「富士山に一番近い」を謳う通り、目の前には遮るもののない雄大な富士山が広がる。特筆すべきは、全23棟すべての客室からこの絶景が望めるよう配置が計算されている点だ。こだわり抜いて探し当てたというこの土地は、まさに「絶景の特等席」といえる。

日本初の20名宿泊可能なツインドームも。旅のスタイルで選べる3つの客室コンセプト

客室は利用シーンに合わせて「スイートヴィラ」「ドームテント」「ドッグキャビン」の3タイプが用意されている。

ラグジュアリーな「スイートヴィラ」

23棟のうち4棟限定のヴィラタイプ。三角屋根が特徴的で、プライベートプールを完備。寝室が1階と2階に分かれており、2世帯やグループでの利用にも適している。バルミューダ製の家電を備えるなど、別荘のような居心地の良さを実現した。

多様なニーズに応える「ドームテント」

直径7m、8m、10mの3サイズを展開。中でも注目は、日本初となる仕様の「10m大型ドームテント連結」タイプだ。2つのドームがつながったこの客室は、なんと最大20名まで宿泊可能。3世代旅行や学生のグループ旅行など、大人数でも同じ空間で過ごせる画期的な設計となっている。

愛犬と過ごす「ドッグキャビン」

愛犬家にとって嬉しいのが、500平米〜700平米という超広大なプライベートドッグランを備えたキャビン。頭数制限もなく、他の犬や人を気にすることなくノーリードで走り回れる環境は、まさにドッグファースト。

蛇口から天然バナジウム鉱泉　全棟完備のサウナで「ととのう」贅沢

設備面での最大のトピックは「水」へのこだわりだ。敷地内の地下250メートルから掘削した天然水は、高濃度のバナジウムを含む良質な鉱泉。これを客室の風呂だけでなく、すべての蛇口から供給している。無味無臭で飲料水としても非常に口当たりが良い。

さらに、全棟にプライベートサウナと水風呂を完備。自分たちだけの空間でサウナに入り、富士の天然水でクールダウン、そして富士山を眺めながらの外気浴。サウナ好きにはたまらない「ととのい」体験が約束されている。

ホテル並みのアメニティと充実のアクティビティ

「手軽に上質な非日常体験を」というコンセプト通り、設備はホテルライク。全棟にシモンズ製ベッドを導入し、ヴィラにはシャワーヘッドやドライヤーにReFa（リファ）製品を採用するなど、女性客にも嬉しい配慮が行き届いている。

また、滞在を彩るアクティビティも充実。全棟に焚き火台が設置され、薪1束は無料。管理棟では、食育体験としてポップコーンや燻製、アイス作り、冬季はホットチョコレート作りなどが無料で楽しめる。夜には都心の光が届かない満天の星空が広がり、天然のプラネタリウムとなる。

山梨の味覚を豪快に！ 地産地消BBQとインクルーシブBAR

グランピングの醍醐味である食事も抜かりがない。夕食は山梨県産や近郊の厳選食材を使用したBBQコース。あさぎり牛などのブランド牛を豪快に焼き上げる体験は、アウトドアならではの楽しみだ。冬季は温かいすき焼きコースも選択可能となっている。

また、管理棟にはインクルーシブサービスのBARスペースを完備。ドリンク飲み放題で、滞在中は財布を気にせずゆったりとした時間を過ごせる。

朝食は、和食（ご飯、豚汁、納豆など）または洋食（ホットサンド、プルドポークなど）から選択可能。富士山の清々しい空気の中でとる朝食は、格別の味わいだ。

富士の麓で進化を続けるB&Vのアウトドア事業

今回オープンする「グランピングB&V 富士山河口湖」は、単なる宿泊施設にとどまらず、土地のポテンシャルを最大限に引き出した「体験型リゾート」として完成されていた。

さらに同社では、すでに隣接地約2,100坪の拡張を計画中であり、来年には千葉県にて「海」をテーマにした新施設のオープンも控えているという。「海・山・川」すべてのロケーション制覇を目指すB&V。エンタメ企業ならではの視点で進化し続ける同社のアウトドア事業から、今後も目が離せない。