タイヤだけじゃない!eスポーツ事業も拡大しているDUNLOPブランド事業発表会に潜入

2025年12月3日(水)にDUNLOPブランド戦略発表会および事業展示説明会が行われました。
DUNLOPブランドの展開はタイヤ開発・製造のみならずスポーツやアパレルなど多岐にわたります。
そして近年はeスポーツにもその事業範囲を拡大。
あらためてDUNLOPの取り組みを見ていきましょう。
住友ゴム工業はDUNLOPで世界を狙う
J.B.DUNLOP氏 – Saiga NAK
1888年にイギリスのJ.B.DUNLOP氏が発明した世界初の空気入りタイヤから始まった「DUNLOP(ダンロップ)」ブランド。
1909年に日本初の近代的なゴム工場が操業開始され、1963年には日本側の出資比率が50%を超えるとともに住友ゴム工業株式会社に社名変更されました。
代表取締役社長 山本悟氏 – Saiga NAK
住友ゴム工業株式会社は2025年1月に欧州、北米、オセアニア地域における四輪タイヤのDUNLOPブランド商標権を取得。
さらに12月にもマレーシア、シンガポール、ブルネイにおけるDUNLOP商標の独占使用権を取得し、グローバル展開を加速させることを発表しました。
限界へ挑む力を、あなたへ提供 – Saiga NAK
さらにブランドステートメントを“TAKING YOU BEYOND”と定め、タイヤ事業をはじめ、スポーツ、ライフスタイルなど幅広い分野を横断してブランド価値を創造します。
そして、そのうちのひとつがeスポーツです。
グランツーリスモ×DUNLOP
2025年9月、ポリフォニー・デジタルとDUNLOPはパートナーシップを発表。
DUNLOPが「グランツーリスモ ワールドシリーズ」および「グランツーリスモ7」のオフィシャルタイヤパートナーに就任しました。
DUNLOPのeスポーツ展開 – Saiga NAK
今後の「グランツーリスモ7」にも、さまざまなかたちでDUNLOPブランドが登場予定です。
PORSCHE 911 GT3 R – Saiga NAK
そして会場ではグランツーリスモのデザインチームと共同制作したという特別デザインの「ポルシェ 911 GT3 R」が展示されました。






– Saiga NAK
レーシング仕様のポルシェ 911とDUNLOPの伝統がコラボした珠玉の1台に惚れ惚れ。
乗ってみたいなぁ(チラチラ)
また、日本時間2025年12月4日(木)に適用される「グランツーリスモ7」アップデートバージョン1.65の「Spec III」では、ダンロップタイヤが収録され、一部を除く各車の初期装着タイヤもダンロップタイヤになります。
伝統と実績が両立したダンロップタイヤでさらなる走りを!
二刀流・冨林勇佑選手がデモ走行を披露
冨林勇佑が華麗な走りを披露 – Saiga NAK
今回のイベントではモータースポーツとeモータースポーツの二刀流として活躍する冨林勇佑選手も登場。
グランツーリスモのデモ走行を見せてくれました。
冨林選手が華麗な走りを披露 – Saiga NAK
“タイヤのグリップ感をぜひ「グランツーリスモ」で感じてみてください”と冨林選手。
一発勝負ながら富士スピードウェイを1分39秒で走り切りました。
DUNLOPの「GAMING MUSCLE」シリーズ
GAMING MUSCLE – Saiga NAK
Saiga NAKでも度々取り上げていますが、住友ゴム工業(DUNLOP)は、eスポーツブランド「GAMING MUSCLE」も展開。
2025年9月にもリカバリ—ウエア、フーディーブランケット、アイマスクを同時発売しました。

– Saiga NAK
製品販売やeスポーツチームへのスポンサードを行っているDUNLOPは、今後もさらなる展開を画策中とのこと。
世界を舞台に戦う熱意と向上心が今後のeスポーツ業界にどのような影響を及ぼすのか楽しみです。
DUNLOPの新たなスタートへ
BENTLEY 4 1/2 LITRE(1930年製) – Saiga NAK
「BENTLEY 4 1/2 LITRE(1930年製) スピードと信頼性を極めた英国の名車」
1920年代末のル・マン24時間レースで活躍した伝説のスポーツカー。
4.4L直列4気筒エンジンは最高出力110馬力を誇り、最高速160kmを記録。
高い耐久性と信頼性で知られ、DUNLOP製タイヤとともに4年連続優勝を支えました。
英国のクラフトマンシップが息づく、希少なヴィンテージカーです。
MAZDA 787B(1991年) – Saiga NAK
「MAZDA 787B(1991年) 日本車初、ル・マン総合優勝の伝説」
日本車として初めてル・マン24時間レースで総合優勝を果たした伝説のマシン。
700馬力の4ローターエンジン「R26B」とDUNLOP製タイヤが極限の耐久戦を制し、世界を驚かせました。
鮮烈なカラーリングとともに、今も語り継がれる“走る伝説”です。
中嶋悟総監督 – Saiga NAK
会場ではDUNLOP代表取締役 社長の山本悟氏と、日本人F1レーサーのパイオニアである中嶋悟氏による“ダブル悟トークショー”も開催。
中嶋氏は早くも来年への意気込みを語りました。
藤井四段が華麗な運転を披露 – Saiga NAK
また、グランツーリスモの体験ブースも設置されており、藤井四段(@MTNRFG)が一番乗りで試乗。
DUNLOPの偉い人に囲まれながら豪快なスピンとその後の安全運転というメリハリあるドライビングを披露しました。
DUNLOP130年の歴史を目の当たりにする藤井四段 – Saiga NAK
DUNLOPの歴史に比べれば僕の存在なんてちっぽけだなと、そう感じました。
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