【京都府京都市】泉涌寺が今秋新たな授与品を頒布。秋季限定の特別御朱印「楊貴妃観音 心身美麗」も
泉涌寺 仏殿・御座所庭園・楊貴妃観音像
京都・東山の静かな山裾に佇む、御寺(みてら) 泉涌寺の新たな授与品や秋の御座所庭園について紹介しよう。
泉涌寺について
泉涌寺は、四条天皇以来、皇室の御菩提所として歴代天皇の葬儀が営まれた由緒ある寺院。
江戸時代以降は歴代天皇・皇后の陵墓が境内に設けられ、「御寺」と称されている。来たる令和八年には、開山俊芿律師八百年御遠忌を迎える。
秋が深まる頃、泉涌寺の御座所庭園では紅葉が黄金や朱に染まり、澄んだ空気のなかに凛とした美が息づく。1230年、湛海律師が南宋より請来したと伝わる楊貴妃観音像は、約800年の時を経た今も彩色を豊かに残し、祈りのこころを静かに伝え続けている。
その優美な姿は、外見の美しさだけでなく、「心のありよう」「生き方そのものの美」を映し出すものとして、多くの女性たちに親しまれているという。
新たな授与品を頒布
この秋、泉涌寺では楊貴妃観音像にゆかりをもつ祈りの心を現代へとつなぐ、新たな授与品を頒布した。どれもが「美しく生きること」をそっと支えるお守りとして、日々の暮らしに静かな彩りを添える。

「楊貴妃観音お“美”くじ」は、泉涌寺の僧侶が祈りを込めてしたためた「美」を象る漢字一文字を授かるおみくじ。
“凛”“綾”“碧”など、気品と自然美を感じる30種の文字が、今の自分を映す導きとなる。陰陽五行をモチーフにした5色展開の散華型カードで、持つ人の心をやさしく照らす。

「楊貴妃観音御朱印帳(NFCタグ付)」は、スマートフォンをかざすと、重要文化財・楊貴妃観音像を3D拝観できる御朱印帳。伝統とテクノロジーが響き合う新時代の祈りのかたちだ。

「楊貴妃観音手鏡御守(巾着袋付)」は、観音像が手に持つ宝相華をモチーフに、京織物で仕立てた手鏡守。鏡には心身美麗祈願の内符が込められている。
「楊貴妃観音 心身美麗」を頒布
泉涌寺の名園・御座所庭園についても紹介しよう。

朝の光に照らされた紅葉は、時に黄金に、時に深紅に輝き、訪れる人々の心を静かに潤す。

紅葉の最盛期には日中、多くの参拝者で賑うこともあるそうだが、朝の時間帯(9時開門後)には、より静けさに包まれた拝観が叶うという。澄み渡る空気のなか、観音像の前でそっと手を合わせ、心を鎮まるひと時を過ごそう。

また、びわ色の紙に、楊貴妃観音像が手に持つ「宝相華」と楊貴妃が愛した「ライチ」が描かれた秋季限定の特別御朱印『楊貴妃観音 心身美麗』が頒布されている。
泉涌寺の伽藍拝観は、大人500円、子ども300円(小・中学生)、特別拝観は大人500円(中学生以上)だ。
この機会に、泉涌寺に訪れてみては。
■泉涌寺
拝観時間:3月〜11月は9:00〜16:30(閉門17:00)、12月〜2月は9:00〜16:00(閉門16:30)
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
公式HP:https://mitera.org
※ 行事により一部施設が拝観できない日や時間がある
(ソルトピーチ)
The post 【京都府京都市】泉涌寺が今秋新たな授与品を頒布。秋季限定の特別御朱印「楊貴妃観音 心身美麗」も first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS – 流行情報&トレンドニュースサイト.
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

