あなたは「緑のお茶漬け」をご存じか?

マレーシアや周辺地域では定番ともいえるお茶漬け的な料理があります。それは「雷茶」(レイチャ)。茶葉、茶、バジル、ミント、胡麻、ピーナッツ、ハーブなどで作った緑色の汁を穀物等にかけて食べる料理です。

緑色の汁を穀物等にかけて完成

緑色の汁がかなり印象的な料理ですが、緑色の汁だけでは完成となりません。ピーナッツなどの穀物、葉野菜、大根、インゲン、玉子、フライドオニオンなどが入った丼に、緑色の汁をかけて完成です。

朝食利用をする近所の人が多いレストラン

マレーシアの地方都市・イポー。雷茶がおいしいと評判の店があると地域住民に教えてもらい、実際に行ってみました。その店は「レストラン・チョンヤン」(Restoran Chong Yang / No. 57, Jalan Leong Sin Nam, Kampung Jawa, 30300 Ipoh, Perak, Malaysia)。朝の6時ぐらいに行ったのですが営業していました。起きて最初のコーヒーを飲んでゆったりしたり、朝食利用をする近所の人が多いようです。

イポー名物・ホワイトコーヒーも飲めます

店名を漢字で書くと「中央白珈琲飲食館」で、ここの名物は店名にもあるようにイポー名物・ホワイトコーヒー。ここでホワイトコーヒーを飲みつつまったりする人が多いようです。ホワイトコーヒーに関しては改めてお伝えしたいと思います。今回の主役は雷茶。

緑汁を丼にかけて混ぜて食べます

緑汁と穀物等が入った丼が出されます。食べる直前に、緑汁を丼にかけて混ぜて食べます。ビジュ的にお茶っぽいテイスト、しかも濃いお茶のテイストをイメージしてしまいますが、実際に食べてみると、その味、かなり優しい。

マッタリとしたクリーミィーさを感じます。それでいて、ハーブの爽やかな風も感じる、まさに自然食。

食感を楽しみつつなめらかスッキリな緑汁で食べ進める

食材そのものの味で構成されている感が強く、けっこう食べ応えがあるのに、食べていて罪悪感ゼロなのも嬉しいところ。ちなみに緑汁は温かいです。穀物等は冷めているので、混ぜると丁度良い温度になります。

ゾック! ザック! ゾック! ザック! バキボキっ! そんな食感を楽しみつつなめらかスッキリな緑汁で食べ進める。うますぎて笑えます。ごちそうさまでした!

<お店の情報>
店名: レストラン・チョンヤン / Restoran Chong Yang
住所: No. 57, Jalan Leong Sin Nam, Kampung Jawa, 30300 Ipoh, Perak, Malaysia

(執筆者: クドウ秘境メシ)

  1. HOME
  2. グルメ
  3. あなたは「緑のお茶漬け」をご存じか?
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。