カワサキがオフロード四輪車と電動四輪車をJapan Mobility Show 2025に出展
カワサキモータース株式会社が「Japan Mobility Show 2025(10月30日~11月9日まで開催)」に、オフロード四輪車「TERYX5 H2 DELUXE」と、同社初の電動四輪車「NAV 4e LIMITED」を出展しました。
カワサキ=バイク(二輪車)のイメージしかない人が圧倒的多数だと思いますが、今回話を聞いた同社の担当者によれば「カワサキがオフロード四輪事業に本格的に進出したのは、1988年に発売した多用途オフロード四輪車MULE 1000からです。その後、2008年モデルとして、レクリエーションユーティリティー用途として北米市場向けにTERYXシリーズを投入しました」と、北米での販売実績はすでにあるとのこと。
「オフロード四輪車は、主に北米地域で需要のあるカテゴリです。ここ数年は、特に北米四輪を成長のキードライバーとして位置づけて販売を強化しています。日本ではあまり馴染みがないと思いますが、カワサキモータースがこのような製品も作っていることを知っていただきたいと考え、Japan Mobility Show 2025に出展しました」と話します。
The All-New 2025 Kawasaki NAV 4e | Official Video(YouTube)
https://youtu.be/TW4SstCUQd0
電動四輪車のNAV 4e LIMITEDは「公道走行用の車両ではありません。利用シーンは私有地やレジャー施設での使用を想定。購入者層は、30~50歳の親と10代以下の子供を持つ若いファミリー層で、日常のちょっとした移動にも楽しみを感じたいというニーズに応えます」といいます。
The All-New 2026 Kawasaki Teryx4 H2 / Teryx5 H2 | Official Video(YouTube)
https://youtu.be/H0Kjo76xuqE
サンドバギーのようなTERYX5 H2 DELUXEについては「個人のお客様が購入することが多いです。北米地域の砂丘や砂漠地帯で、家族や友人と週末にキャンプし、グループライドを楽しむお客様を主な顧客と想定しています」とのことです。
Japan Mobility Show 2025での反響に関しては「運転席等への乗り込み可能としたため、TERYX5 H2 DELUXE、NAV 4e LIMITEDともに大変多くのお客様に興味を持っていただくことができました。なかなか日本では見かけない四輪車ということで、“日本でも乗れるの?”“どんなところで使うの?”というご質問をいただくことが多かったです。最高出力250馬力で砂漠・砂丘地帯を駆け回るというTERYX5 H2 DELUXEの使用シーンをご説明すると、“助手席に補助バーが設置されている意味がよくわかった!”とご納得いただけましたよ」と話してくれました。
最後に日本市場での販売予定を聞いたところ「NAV 4e LIMITEDは、日本での導入に向けた準備を進めています。具体的な発売時期などは、導入準備ができ次第、カワサキモータースジャパンのウェブサイトなどで発表予定です。TERYX5 H2の日本での販売予定は未定です。なお、日本では、このモデルとは異なるモデルですが、オフロード四輪車を販売しており、KMJのオフロード四輪取り扱い店でご購入いただけます」という答えが返ってきました。
※画像提供:カワサキモータース株式会社
(執筆者: 6PAC)
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