ハロウィン直前!プレデター愛が強すぎる!“本物すぎる”コスプレで話題の「国内の謎の某コスプレイヤー」にインタビュー
世界中でカルト的人気を誇る伝説的なシリーズである「プレデター」が、2025年11月に新たな歴史を刻む。1987年の記念すべき第1作目から、高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その唯一無二の世界観でファンを魅了し続けてきた本シリーズ。今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く新章が始動する―。
生存不可能と謳われる最悪の地<バッドランド>。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデター〈デク〉だ。シリーズ初、プレデターが主人公の完全なる新章。誇り高き戦闘一族から追放され、宇宙一危険な「最悪の地(バッドランド)」に辿り着いた若き戦士・デク。次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは、上半身しかないアンドロイド・ティア。「狩り」に協力すると陽気に申し出る彼女には、ある目的があって――。「究極の敵」を狩って真の「プレデター」になれるのか、それとも「獲物」になってしまうのか。規格外のコンビが挑む、究極のサバイバルSFアクションが今始まる!
11月7日(金)世界同時公開となる映画『プレデター:バッドランド』で描かれるのは、シリーズ初となる“プレデターが主人公”の物語。若きプレデター〈デク〉と半身の女性アンドロイド〈ティア〉が、“ヤバすぎる世界”で繰り広げる究極のサバイバルを描く。
そんな『プレデター』シリーズ最新作公開を目前に、国内にも“本物”すぎるプレデターが存在するという噂が。イベントに突如現れ、あまりの完成度に「映画のスーツじゃないの!?」と周囲を驚かせる「国内の謎の某プレデターコスプレイヤー」。ハロウィン&映画公開直前、謎多きその人物にインタビューを敢行!制作、造形、そして「プレデターとして生きる」ことへの思いをたっぷりと語ってもらった。ハロウィンなど、コスプレイベント本番に向けた準備なども必読だ。
「プレデターと写真を撮りたかった」──始まりは純粋なファン心
――プレデターのコスプレをここまで本格的に自作しようと思ったきっかけは?
「非常にシンプルな答えになってしまいますが、プレデターファンの一人として、このキャラクターと一緒に写真が撮れたならどれほど嬉しいだろうなぁと思ったのが始まりで、本格的にコスチュームを作ろうとしたきっかけがそれになります。
結果的に利他的な思いが心の内にあったからかも知れません。
私の理想のプレデター像は、たぶん強い者には挑戦的で弱い者には興味を持たず、不器用な男くささと、少しだけお茶目な所が混在する魅力的な存在ですね。」
――シリーズを通して一貫している「女性や子どもなど弱い者は狙わず、強き者との戦いを求める」戦士・プレデターの潔さが、“本物すぎる”コスプレイヤーを魅了し続けている。
“自然感”を追い続けて13年。リアルを支える構造美
――スーツや装備の製作で特に重視していることは?
「スーツの製作における基礎的な考えは“自然感”です。
その為、まずは自分の体にフィットするよう、全てのパーツは本物のサイズを自分のサイズになるよう計算しサイズダウンさせています。
素材については、見せるのに重要な部分には硬質素材を。
動きを重視する部分は出来る限り質感を削がない耐久性のある物を探して選んでいます。
また、いわゆる“ガワコス”(特撮系のコスプレ)なので暑さ対策のために
各所に通気口や薄い布等を組み合わせて熱を放出しやすくする工夫を考え続けています。
プレデターコスチュームのみを13年間作り改良し続けている変な人ですから、
トライ&エラーを延々と繰り返し続けた結果の延長線上が現在のコスチュームです。
失敗からの学びは……正直分かりません。試行錯誤の連続です。
ですので、まだまだ完全ではないのが現実です。」
――“完成”という言葉を使わないところに、職人としての哲学が垣間見える。
リアリティの決め手は「重さ」。プレデターが“生きている”ように見せる
――塗装や質感でリアリティを出すコツはありますか?
「重さの表現は特に大事です。
また、各パーツが持つ独特の光の反射具合や質感にもこだわらなくてはならないと思いました。
パーツの厚みや凹凸、影などは、見る人が不自然さを感じないように意識しています。
一気に本物らしくなる……やっぱり重厚感を思わせる工夫かもしれません。
ふとした動きに揺れる衣装の慣性や、パーツの硬質感、使用感、立体感などはかなり大事だと思います。」
――「光と重さで命を吹き込む」。もはや造形の域を超えている!
「俳優のように演じる」──“着る”ではなく“生きる”プレデターへ
――登場シーンでは“演じ方”にもこだわっている印象です。
「私自身まだまだ動きが完全ではないと自覚している前提で申し上げますと、自他を意識した感覚を持ち続けるよう動きに気を付けています。
更に言えば自分ではなく、プレデターならこんな時どう動くだろうか?と考え続けて演じています。
まさに俳優さんがそれですよね!」
――造形師でありながら、まさに“プレデター俳優”。シリーズへの愛とリスペクトが、どこまでも”本物”に近づけているのだろう。
ハロウィンの極意:「手順書と補修道具は命綱」
――最後に、ハロウィン当日などイベントで気をつけていることは?
「着替え用の手順マニュアルは予め作っています。その方が“うっかり”が無いので精神的な負担が相当軽くなります。
もちろん意図しないトラブルはよくあるので、その為の補修道具は必ず準備、用意しています。」
――もはや戦場に挑む戦士そのもの。準備と冷静さもまた“狩り”の極意と言える。
映画『プレデター:バッドランド』も“究極のサバイバル”
若きプレデター〈デク〉と半身の女性アンドロイド〈ティア〉が、“ヤバすぎる世界”で生き残りを懸ける『プレデター:バッドランド』。“狩るか、狩られるか”――映画でも、現実でも、プレデターは生き続ける。
ハロウィンの夜、あなたの街にも現れるかもしれない。
2025年、“最悪の地”バッドランドを舞台に描かれるのは、これまでのどの「プレデター」作品とも一線を画す、まったく新しいプレデターの物語。若きプレデター〈デク〉と、謎めいたアンドロイド――極限の地で出会った2人がたどる運命とは?全てを凌駕する、新たなプレデターの伝説がスクリーンを支配する―。
監督:ダン・トラクテンバーグ キャスト:エル・ファニング 英語原題:『Predator: Badlands』
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 全米公開日:11月7日 ©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2025年11月7日(金) 日米同時公開!
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