懐かしの「写ルンです」やっぱ最高!ブレてもいい感じに撮れちゃうんだよ
街の写真屋さんで不意に目に入った「写ルンです」。懐かしさにぐっときて、10年以上ぶりに手に取りました。
使い切れるカメラ
FUJIFILM「写ルンです シンプルエース」2,860円(税込)※Amazon価格
「写ルンです」は、1986年に発売された富士フイルムの「レンズ付きフィルムカメラ」。本体にフィルムが内蔵されており、これを撮り切ったら、本体ごと現像・プリントに出す“使い切りカメラ”です。
2000年前後ごろ、筆者のまわりでは、お祭りや旅行のときなど1人1台持っていた記憶があります。それくらい写ルンですは馴染み深い存在です。限られた枚数のなかで何を撮るか誰と撮るか、考えながらシャッターを押していたなぁ。
気づけばすっかり高級品に
その後、デジカメやケータイで写真を撮ることが増え、すっかりご無沙汰となっていた「写ルンです」。久しぶりに見かけ、使ってみようと購入を決意しました。
でも、びっくりしたのはその価格。昔の3~4倍ぐらいに値上がりしています。
いつの間にか高級品となった「写ルンです」でしたが、構造は昔のまま。手のひらサイズで軽く、ポケットやバッグにサッと入ります。電源ボタンはもちろんなく、思い立ってすぐに使えるのはやっぱり気軽で最高です。
機能もいたってシンプル
ISO400 135フィルムで、レンズは32mmの単焦点。人を撮ったり集合写真を撮ったり、ちょっと離れた風景などもいい感じに撮れちゃいます。枚数は27枚で、重量は90g。旅先に持っていくのにもちょうどいい仕様です。
正面には、レンズとフラッシュスイッチ、フラッシュが、背面には、巻き上げダイヤル、ファインダー、シャッターボタンとフィルムカウンターがついています。
操作は簡単で、ダイヤルを止まるまで回してフィルムを巻き上げたら準備OK。ファインダーをのぞいてシャッターを切るだけです。
このフィルムの巻き上げは、撮影直前に行うのがポイントです。先に巻き上げてしまうと、バッグのなかでうっかりシャッターを押してしまうこともあるので気をつけましょう。
フラッシュをたくと雰囲気出るよ
フラッシュのスイッチも意外とよく使います。フラッシュをたいて撮ると、色や雰囲気に独特の味わいが出るんです。
撮るときは、本体正面のスイッチを上にあげてパイロットランプが点灯したらOK。フラッシュの届く範囲は3mです。
撮り終わったらフラッシュボタンを切るのもお忘れなく。
現像して写真を受け取ろう
フィルムを巻き上げると、フィルムカウンターに残りの数字が記録されます。最後の1枚を撮り終えたら、ダイヤルが止まるまで巻き上げます。
そして本体を写真屋さんへ持って行き、フィルムを現像します。
その際に、写真の受け取り方法を選ぶことができます。プリントやデータで受け取るほか、「スマホ転送サービス」というものも。スマホですぐに確認し友人に共有したかったので、スマホ転送サービスにしました。
現像料金とスマホ転送サービスはそれぞれ1,000円ほど。本体代に加えて費用がさらにかかるけれど、アナログで撮ったものをデータで管理するのは楽しいなぁ。
使い切り写真の楽しさを再確認
写真を見ると、独特の色合いやザラザラ感があり、ブレていても良い写真だと思ってしまうのが不思議です。手軽に加工も確認もできないけれど、ワクワクするしその瞬間を残せるのは貴重だなぁ。
「写ルンです」で使い切りカメラの楽しさを再確認し、もう1台購入しました。さらに友人にもプレゼント。とても喜んでくれました。
この秋、友人たちと、写ルンですを片手に遊びに行く予定です。
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