【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.76「ポンツクピーヤの東名阪ツアーを紹介!」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「ポンツクピーヤの東名阪ツアーを紹介!」
京都のハイパーキューティーウルトラポップバンド・
前回の声にならないよに続いてですが、彼らにも私は長い間付きまとって…もとい応援してます。ストレートにここでコラムというのも気恥ずかしいものですが、今回のツアーの相手がなかなか強力で、呼ぶことができているだけでも彼らのパワーアップさを感じますし、どんな化学反応が起こるのかと期待が高まりました。全編スリーマンで東京編はKALMAと板歯目、名古屋編はthe dadadadysとフリージアン、大阪編は3markets[]と鉄風東京です。ポンツクピーヤのリスナーからしても「名前聞いたことあるな」というバンドとの深い出会いになりそうですし、対バン側のお客さんからしても「ポンツクピーヤって、こういうバンドなんだ」と気付くところがあるでしょう。3markets[]との対バンは、東西のひねくれ代表バンドすぎて空間が歪みそうです。一見スタイルの違う鉄風東京も実は似た”こじらせ部分”があるバンドですから、生き辛さを感じている人は今年溜まったストレスをここで全部吐き出せるでしょう。
当然、連続リリースされた新曲も良いです。「それだけ」は恋愛の難しさを日常的なシーンに絡めながら、その温度や寂しさを内包したサウンドの中で優しく歌い上げます。「センチメンタル・ジャーニー」は直訳するとツアータイトルの感傷旅行ですし、公式からも”僕らのたらればソング”と説明されているので、今回のツアーでも特にキーとなる曲でしょう。後半高まる感情がどうなっていくかが聴きどころです。「らふらぶ!」は公式ライナーノーツから既にとても勢いを感じます。何を仕掛けてくるのか。ライブで既にやっていたら教えてください。
2025年はいろんな県でのライブや大きな会場でのライブも増えたポンツクピーヤ。2026年、さらなる飛躍のために必要なアツアツな東名阪ツアーになりそうです。その熱とセンチメンタルをもらいにいきましょう。
インフォメーション
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