【教会パンケーキ】教会が「24時間営業のパンケーキ屋」になっていた件→ 実際に行ってみた結果

お寺がラーメン屋になるようなものだろうか? オーストラリア・ブリスベンにあるパンケーキ屋の建物は、もともと教会だったという。教会だった当時の雰囲気を残し、「まるで教会のなかでパンケーキを食べている」かのような気持ちになるという。そもそも、もともと教会だったのだから、文化財としてみれば「教会のなかでパンケーキを食べている」と言っても間違いではないかもしれない。

教会として建てられたのにパンケーキ屋になる

歴史は120年以上前! 1904年にレンガで作られた教会は、1979年にパンケーキ屋「パンケーキマナー」(18 Charlotte St, Brisbane City QLD 4000)となり、いまも愛され続けているのである。教会として建てられたのにパンケーキ屋になるとは驚きだ。

レンガ造りの倉庫やワイン醸造所のようでもある

実際に行ってみた。教会、いや、お店は鉄道のセントラル駅から徒歩10分ほどの場所にある。外観、完全に教会。もしくは古い歴史を感じるレンガ造りの倉庫やワイン醸造所のようでもある。

店内に入ると、確かに教会! 教会について全く知識はないが、こういう雰囲気ならばパイプオルガンや悪魔や天使の像があってもおかしくはない。

店内を見学しつつパンケーキが焼けるのを待つ

店員さんが明るい。あまりにもフレンドリー、でも良い距離感で優しい。さすが最低賃金が世界トップクラスで高額な国(……と考えるのは心が汚れているかもしれない)。テーブルに案内されて着席。

店内撮影の許可をもらい、店内を見学しつつパンケーキが焼けるのを待つ。

寺とか神社の中にいるみたいな感じ?

天井が高く、そしてレンガ造りの内装は、確かに教会っぽさある。もしパンケーキ屋をやめても、翌日には教会として復活できる勢い。もう空気が教会。ずっとここにいたい気持ちになる。落ち着くのだ。寺とか神社の中にいるみたいな感じ?

ブルーベリーのパンケーキとアイスティー

目の前にやってきたのはブルーベリーのパンケーキとアイスティー。ブルーベリーたっぷり! パンケーキふわふわっぽ! 1904年に教会を建てた職人も、120年後にパンケーキを食べる場所になっているとは思うまい。しかし、食べているのだ、教会だった建物の中で!

そういえば、東京に、寺のなかでカレーが食べられるところがあったなあ。それと同系統か!?

甘さがガツンとパワフルなパンケーキ!

さっそくパンケーキを食べる。おおっ!! わかりやすいブルーベリージャムの味! そして甘さがガツンとパワフルなパンケーキ! どちらもガツン! カツン! と強烈な甘味パンチ!!

こういうテイストは子どもが好きそう! 家族で行くとよいかもしれない! 筆者のように、オッサン一人ではなくて! ……と思ったのであった。

ちなみに24時間営業というハードコアっぷり。いいぞ。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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