【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.72「AKAMONEの良い歌はミナホでも輝く!」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「AKAMONEの良い歌はミナホでも輝く!」
10月11日〜13日の3日間、今年も大阪のラジオ局・FM802が心斎橋ミナミエリアのライブハウス20会場+なんばHatch(11日・12日のみ)を使った大型サーキットフェス「MINAMI WHEEL2025(通称:ミナホ)」が開催されます。ライブを主軸として活動してきた今やフェス級のアーティストに、ミナホを通っていないアーティストはいないでしょう。そんなミナホの出演アーティストについて今年も開催まで連載していきたいと思います。
まず紹介するのは、13日の17時にAtlantiQsに出演する大阪豊中スリーピースロックバンド・
ただこの目立つイベントの間に多くのライブをやっていて、非常に泥臭くタフなバンド活動を行っています。4月、6月、9月にはホーム豊中LI P2ndにてワンマンを含む自主企画をハイペースで敢行しました。しかも6ヶ月連続楽曲リリース、MVも2本公開しています。メンバーから自動車教習所に通っていると聞きましたが、本当に通えているのか不安です。
そうやって地道な活動と大舞台の経験で高まった3人のグルーヴから放たれる楽曲はミドルチューンやバラードが素晴らしいのが特徴です。シンプルな歌勝負ができる野元純太(Gt.Vo)が描く楽曲に歌声、ほのか(Ba.Cho)と東里優月(Dr.Cho)の演奏だけでなくコーラスワークも光ります。ステージ上で激しい動きはなくても、「このバンドはライブバンドなんだな」というのが、誰が見てもすぐ分かると思います。もちろんアッパーなチューンもカッコいいので、最近リリースされた『僕に戻して』など聴いてみてください。
先日、全国10ヶ所を周るツアーも発表されました。さらに濃密な時間がバンドを成長させるでしょうから、その前のAKAMONEをミナホで目撃しましょう。そして無事故でツアーファイナルまで帰ってきてくださいね。
インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09

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