【2025 MTV VMAs】ロゼ、<年間最優秀楽曲賞>受賞スピーチで“とても個人的な”恐れを告白

 BLACKPINKとして【MTVビデオ・ミュージック・アワード】(MTV VMAs)でいくつもの受賞歴を持つロゼだが、今回はソロ・アーティストとして自身初の受賞を果たした。

 ブルーノ・マーズとロゼの大ヒット曲「APT.」(米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高3位)は、【2025 MTV VMAs】において<年間最優秀楽曲賞>を受賞。現地時間9月7日、米ニューヨーク州エルモントのUBSアリーナで開催された授賞式で、ステージに立ったロゼは、あらかじめ用意したメモを広げ、よく練られた個人的なスピーチをした。

 ロゼは「これは自分にとっても、そして多くの人にとっても本当に大きな瞬間だと思います」と語り、笑いを交えて「ブルーノ、本当にありがとう。信じられない。あとで電話するね。本当に信じてくれてありがとう」と続けた。

 そして彼女は、自身の過去について「先日、人生で一番の恐れは何かと聞かれて、自分の答えにとても驚きました。この旅がどれほど個人的なものだったのか、それまで気づいていなかったんです。私はこう答えました。夢を追うこの道の途中で壁にぶつかり、16歳の自分を失望させてしまうのではないかと怖かったと。いつも社会の中で変わり者扱いされ、いつか自分らしく生きたい、テレビで見た他の人のように夢を追える日を願っていた16歳の自分を」と話した。

 ムーン・パーソンのトロフィーを手にしながら彼女は「12年後の今、夢見ていた16歳の自分に、そして今日の私に成長する姿を見守ってきてくれたすべての人にこの賞を捧げます。皆さん一人一人が私をここに立たせてくれました……。MTVが【VMAs】で私にこの賞を与えてくれた今、もはや“自分は偽物ではない”と信じられるのです」と宣言した。

 ロゼはまた、自身のチーム、レーベル、BLACKPINKのメンバー、そして「信じ続けてくれた忠実なファン」に感謝の意を述べた。

 「これは、16歳の私にとっても、そして努力が平等に認められることを夢見たすべての人にとっても大きな瞬間です。そして毎日私に言ってくれるセラピストの言葉を借りて、最も困難な時期でも諦めなかった自分自身に感謝したいと思います」と彼女は語った。

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