ドラえもんの「透明マント」を実現 / 東大先端科学技術研究センター・稲見昌彦教授

もはや神話級の人気漫画「ドラえもん」。そこに登場するネコ型ロボットのドラえもんは、未来のひみつ道具で小学生・のび太君を助ける。ドラえもんを読んだことがある人ならば、「本当にひみつ道具があったら楽しいのになァ」と思ったことがあるはずだ。

ドラえもんに登場するひみつ道具「透明マント」を開発!?

東大先端科学技術研究センター・稲見昌彦教授が、ドラえもんに登場するひみつ道具「透明マント」を開発したという。漫画の透明マントは、纏うと姿を消す(隠す)ことができるスグレモノ。いるのに、いないように見える。風景に溶け込めるのだ。そんな透明マントを実現した!?

<東京大学の公式Xコメント>

「87年後の今日。2112年9月3日、ドラえもんが誕生しました。ドラえもんといえばひみつ道具。人間拡張工学に取り組む東大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授は、入射した光を漏らさずに真っすぐ返す再帰性反射材を使って「透明マント」を実現しました。次のひみつ道具に期待!」

人がいると気がつかないレベル!?

東京大学の公式Xアカウントは、実際に透明マントを纏った画像を公開。確かに、マント着用部分がスケスケになっている! ドラえもんの透明マントのように、完全に姿を消すことはまだ難しいかもしれないが、パッと見、人がいると気がつかないレベルになっているのでは!? すごい!

透明のマントが手に入ったら何がしたい?

もし、この透明のマントが手に入ったら、皆さんは何をしたいだろうか? 筆者は、かくれんぼや鬼ごっこをしたい。参加者全員が透明マントを着用し、隠れて鬼から逃れたい。全員、見つからずに終えることになるかもしれないが……。

もし透明マントを手に入れても、ひとつ、注意しなくてはならない点がある。透明になるということは、人、自転車、自動車、バイクが突っ込んでくる可能性がある。野外での使用時には注意したい。


※記事画像は東京大学の公式Xアカウントより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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