映画の世界に入れる!『おおかみこどもの雨と雪』の“花の家”のモデルがあるって知ってた?まさかの無料公開
細田守監督によるアニメ映画、『おおかみこどもの雨と雪』を観たことはありますか?
劇中では花(はな)が2人の子ども、雪(ゆき)と雨(あめ)と一緒に田舎の一軒家に移り住み、さまざまな人と出会いながら成長していきます。
実は、そんな花たちが住んだ家のモデルが富山県にあるんです!作品が好きな人にはたまらない空間になっているので、ぜひチェックして。
細田守監督の映画『おおかみこどもの雨と雪』のお話

@ska22222222 / TikTok
2012年に公開された『おおかみこどもの雨と雪』。
東京の郊外の大学に通う花が、おおかみの血を引く“おおかみおとこ”「彼」と恋に落ち、彼の正体を知りながら共に暮らし始めます。
生まれてきた2人の子どもたちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、“おおかみこども”でした。
「彼」の死によってしあわせな暮らしが奪われてしまい、残された花は「2人をちゃんと育てる」と心に誓って田舎へ移り住むことに。
子どもたちが将来「人間か、おおかみか」どちらを選ぶこともできるように、おんぼろの古民家での生活をスタートさせるのです。

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そんな花たち家族が移り住んだ古民家のモデルは、富山県中新川郡上市町にあります。
映画からそのまま飛び出してきたような、そのいでたちに驚くはず。作品を観てから訪れたら、感動もひとしおですね!
おおかみこどもの花の家/富山県中新川郡上市町

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「おおかみこどもの花の家」は、140年ほどの歴史を持つ家。取り壊される予定だったそうですが、まだ家が建っていたことから、「みんなの家」としてハイカーやピクニックの方の休憩場所として開放していたといいます。
そんなとき、偶然監督一行の目にとまり、映画『おおかみこどもの雨と雪』の舞台モデルになったのだとか。
家自体は個人宅ですが、おおかみこどもの花の家サポーターが管理しているといい、入場無料で気軽に入れるようになっているんです。
活動資金の大部分は募金と、お土産の売り上げから賄っているとのこと。訪問した際には、ぜひお土産をチェックしたいですね。

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「おおかみこどもの花の家」まで、富山地方鉄道の上市駅からタクシーで20分ほど。大岩山日石寺からは、徒歩で20~40分ほどかかるといいます。
駐車場はないため、自家用車やレンタカーでの移動は避けるのがベター。
詳しいアクセスの注意事項は公式サイトに載っているため、事前に確認しておきましょう。
映画の世界が広がる!家の中に自由に入れるよ

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部屋数19室、木造3階建の「おおかみこどもの花の家」。大広間や台所、こどもの勉強部屋など、本当にキャラクターたちがその場にいるような、映画の世界観がそのまま広がっています。
勉強部屋には机やランドセルが展示されていて、雪と雨の存在が感じられそう。

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台所もレトロで趣のある雰囲気ですね。
映画のようなゆったりとした時間が流れる家では、自由にリラックスして過ごせるとのこと。お弁当を広げたり、お庭を眺めながらお茶を飲んだりしても良いそうです。
作品の中に入ったような気分で、聖地を楽しんでみるのもありかも。マナーを守りながら、映画のモデルとなった家を堪能してみてくださいね。
おおかみこどもの花の家
場所:富山県中新川郡上市町浅生18
入場時間:8:00〜17:00
入場料:無料

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