ブルース・スプリングスティーン、『明日なき暴走』50周年を記念して「Lonely Night in the Park」初公式リリース

　ブルース・スプリングスティーンの不朽の名作『明日なき暴走（Born To Run）』が2025年8月25日に50周年を迎えた。この節目を記念して、1975年のスタジオ・アウトテイク 「Lonely Night in the Park」が初めて公式にリリースされた。

　この曲は、NYレコード・プラント・スタジオでの『明日なき暴走』レコーディング・セッションで録音され、当時はアルバム収録が大いに検討されたが、未発表曲集ボックス『TRACKS』や『明日なき暴走（30周年記念盤）』など多くのアウトテイクが収録されていた作品も含めて、これまで一度も世に出ることはなかった貴重な発掘音源。メロディアスな曲調、若きスプリングスティーンの声、Eストリート・バンド・サウンドと3拍子揃っている。さらにアートワークには、エリック・メオラが撮影した『明日なき暴走』のアルバム・ジャケット撮影時の貴重なアウトテイク写真が使用されている。

　なお、スプリングスティーンの若き日を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日に日本公開となることが決定している。「Born in the U.S.A.」で世界が振り向く前夜、誰にも頼らず、わずか4トラックの録音機で吹き込んだアルバム『ネブラスカ』。父との確執、その苦悩と創造の情熱を描いた、音楽映画の枠を超え、観る者の心を震わせる感動ドラマとなっている。主演のジェレミー・アレン・ホワイトが「明日なき暴走」を歌う場面も含む予告編も公開中だ。

◎リリース情報
「Lonely Night in the Park」
配信中
https://BruceSpringsteenJP.lnk.to/LonelyNightInThePark

Photo: Eric Meola

関連記事リンク（外部サイト）

ブルース・スプリングスティーン、新作伝記映画で描かれる“つらかった日々”を振り返る
ブルース・スプリングスティーン、“アメリカの悲劇”を引き起こしているトランプ大統領を”愚か者”と呼ぶ
ブルース・スプリングスティーン伝記映画『Deliver Me From Nowhere』予告編公開、ジェレミー・アレン・ホワイト主演