夏の疲れに「モロヘイヤのスープ」を。味の決め手はひとかけのバターでした|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、夏バテ対策としても食べたいモロヘイヤのスープをご紹介します。

エジプト原産の栄養満点野菜

連日の猛暑で体調を崩していませんか?

冷房にさらされ、冷たい物ばかりとってしまうこの時季、からだは意外と冷えています。あたたかいスープで体調を整えましょう。

今回ご紹介するのは、ネバネバ野菜の代表格「モロヘイヤ」を使ったスープ。

以前ご紹介した「つるむらさき」もそうですが、扱い方がわからない野菜のひとつでもありますね。

カロテンやカルシウム、鉄分などをたっぷり含む栄養満点のモロヘイヤを、にんにくと合わせてスタミナ満点のスープにしました。

モロヘイヤのスープ

モロヘイヤにバターを組み合わせてみたら、とっても美味しい!うれしい発見でした。

モロヘイヤは粗みじん切りにするととろみが出てスルっと喉を通るため、食欲のないときにもぴったりです。

<材料(4杯分)>

・モロヘイヤ…1束(葉だけ使用)
・玉ねぎ…1/2個
・ミニトマト…1/2パック
・にんにく…1片
・バター…10g
・コンソメ…小さじ1/2
・クミンパウダー(あれば)…4〜5振り
・塩…適量
・オリーブオイル…大さじ1
・水…600cc

<つくり方>

1. にんにくと玉ねぎはみじん切り、トマトは4等分に。モロヘイヤの茎は硬いので使わず、葉だけ摘み取って粗みじん切りにする。

2. 鍋にオリーブオイルとバターを入れ、にんにくと玉ねぎを加えて焦がさないように炒める。

3. あればクミンパウダーを振り入れて、トマトを加える。

4. 3に水を入れ煮たたせ、コンソメを混ぜ溶かす。

5. 刻んだモロヘイヤを加えてさっと火を通し、塩で調味してできあがり。

<ポイント>

モロヘイヤは長く火を通すと黒ずんでくるので、スープに加えたらさっと煮立たせて火を止めるときれいなグリーンのスープになりますよ。

今回はクミンパウダーを使いましたが、カレーパウダーやコリアンダーなどでもOKです。

素材は、角切りにしたじゃがいもなどもよく合いますよ。

もしお好きでしたら、にんにくを倍ほどたっぷり使うのも美味しくて元気が出ます。チリオイルなどを回しかけてもいいですね。

まだまだ暑さは続きそうですから、ぜひ夏バテ対策として毎日の食事に加えてみてください。

夏の疲れに「モロヘイヤのスープ」を。味の決め手はひとかけのバターでした|キッチンにひと工夫

どう食べたらいいかわからないモロヘイヤは「チヂミ」にするのが大正解!

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