【福岡県福岡市】UNPLAN Fukuokaにて日本画ワークショップ「野の和」開催。宿泊施設でアート体験！

2025/08/05 15:30 ストレートプレス

福岡県福岡市・六本松で日本画体験空間「野の間」を運営する野の画家は、福岡市中央区大手門のホステル・UNPLAN Fukuokaと共催で、日本画ワークショップを8月23日(土)に開催する。

また8月1日(金)〜23日(土)の期間には、絵筆や岩絵具など日本画材の展示を、同ホステル1Fのカフェで実施中だ。

カフェ利用者や地域の人も参加可能

水干絵の具(日本画材展示)

今回の日本画ワークショップおよび展示は、UNPLAN Fukuokaの宿泊者のみならず、カフェ利用者や地域の人たちも参加できる。

ワークショップは、UNPLAN Fukuoka 5Fラウンジにて開催する。

絵筆や岩絵具など日本画材の展示会場は、UNPLAN Fukuoka 1Fカフェにて実施中だ。

日本画ワークショップ「野の和」の開催日時は8月23日(土)、1回目は11:00〜、2回目12:00〜、3回目13:00〜、4回目14:00〜、5回目15:00〜。参加料金は4,000円(税込)だ。

対象者は小学生以上、UNPLAN Fukuoka宿泊者、カフェ利用者、地域に住んでいる人。先着順の事前予約制で、下記予約フォームから申込み受付後、UNPLAN Fukuokaからの受付完了メールで予約確定となる。

日本画ワークショップは、1人1回あたり40分。「野の和」を監修する日本画家・立木美江さんが、開催場所に合わせた題材を描き下ろして用意している。

参加者は日本画に関する説明を聞いた後、描く題材を選び、下絵を色紙にうつす「転写」、線を墨でなぞる「骨描き」、好きな岩絵具で色付けする「彩色」といった、日本画制作の行程を進めていく。

完成イメージ

絵筆や岩絵具も日本画家が使用するものが用意されており、描いた絵は当日持ち帰れる。本格日本画体験型ワークショップだ。

ワークショップは、年齢・国籍問わず楽しめる内容だ。

野の画家・代表の立木美江さんは、日本画家・日本美術の研究者・社会起業家だ。九州産業大学大学院芸術学部東洋美術史専攻博士号取得(美術博士)、日本美術院院友・美術史学会・九州藝術学会所属。

伝統画材や日本画の歴史を研究し、画家としては野に自生する草花や枯葉の姿を描いている。

野の画家は、立木美江さんが日本画および画材の継承を目的に立ち上げた会社だ。

岩絵具の原料である鉱石

日本画材展示では、岩絵具の原料である鉱石や墨やにかわなどの日本画材を展示。

岩絵の具

ほかにも、岩絵の具や水干絵の具を展示している。

墨やにかわなど日本画材

日本画ワークショップや日本画材展示に関する最新情報は、UNPLAN Fukuokaの公式Instagramで確認できる。

UNPLAN Fukuokaは、大濠公園の北側という利便性に恵まれた場所に位置しており、国内外からの旅行者を受け入れている宿泊施設だ。

体験型プログラムを独自に企画してきたが、より多様な滞在者のニーズに応えられるアクティビティを考えていた中、野の画家と出会い今回のワークショップが実現したという。

アート体験(Art Experience)は、人気のアクティビティの1つだそう。

UNPLAN Fukuoka近くの大濠公園

野の画家との共催イベントは、宿泊者と地域の人が交流できるイベントとして企画された。また日本画を通して、大手門・大濠・六本松エリアの魅力を再発見する機会になればとの思いで実施されている。

この機会に、UNPLAN Fukuokaで本格日本画ワークショップ「野の和」に参加したり、日本画材展示を楽しんでみては。

■日本画ワークショップ「野の和」
会場：UNPLAN Fukuoka 5Fラウンジ
住所：福岡県福岡市中央区大手門3-4−1
予約フォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCeKe1hE4WWWvXjjpkjUqrqxkhDQr-DbZ9hCqg5k8cKDz-vg/viewform

(さえきそうすけ)