【京都府京都市】妊娠中の女性とその家族に向けた「第15回リビングマタニティコンサート」開催！無料招待に応募しよう

2025/07/25 14:00 ストレートプレス

この記事では、京都で生まれ育ったライター・紫原が地元で気になる情報をお届け。

妊娠中や子育て中となると「じっくり音楽を聴いたりコンサートに参加したりするのは難しい」と感じる方も多いかもしれない。そこで今回は、9月15日(月・祝)に京都コンサートホールで開催される「第15回リビングマタニティコンサート」を紹介する。

マタニティコンサートに合計450人を無料で招待

「リビングマタニティコンサート」は、妊娠中の女性とその家族が生演奏による音楽を楽しめるコンサート。例年、会場で披露されるクラシック音楽が「出産を控えたママの胎教に良さそう」と好評だという。

今年度は15回目の開催となることを記念し、0〜3歳の子どもを連れたママも対象に。パパや他の家族も参加できるといい、合計450人を無料で招待する。

主催の京都リビング新聞社は、リビング京都やシティリビングなど地域に根差した総合情報メディアを発行するほか、カルチャー教室も運営している。

また、特別協賛の医療法人財団足立病院は京都・烏丸御池の地で100年以上の歴史を持つ産院。1902(明治35)年の創設以来、「お産」に限らず全ての女性を支えることを目指し、時代に合わせたさまざまな治療やサービスの提供に努めている。

音楽トークを楽しむプログラム

「第15回リビングマタニティコンサート」は3部構成となっている。

第1部は、京都フィルハーモニー室内合奏団による「マタニティコンサート　前編」。

1972年に結成された京都フィルハーモニー室内合奏団は、2025年度に創立53周年を迎えるプロの合奏団だ。「クオリティは高く、ステージは楽しく」というポリシーのもと、クラシック音楽に限らず、多様なジャンルの音楽を編曲して演奏する。

主な活動として、定期公演や特別公演、室内楽コンサート、子供のためのクラシック入門コンサートなどを主催。なかでも親子向けの「はじめてのクラシックコンサート」は、0歳から入場できるという。また、各地ホールでのイベントやテレビ、ラジオ、芸術祭といった外部出演も積極的に行っている。

そんな京フィルが奏でる曲目の中には、耳馴染みのあるメロディも多いはず。ぜひお腹の赤ちゃんや子ども、家族と一緒に耳を傾けてみて。

続く第2部の「マタニティトーク」では、特別協賛の足立病院で院長を務める澤田守男さんと、ゲストの綿矢りささんが出演する。

澤田さんからは妊娠・出産期の体調管理のポイントなど、これからの日常生活で役に立つ話を解説してもらえるのがうれしい。

また、2004年に最年少の19歳で芥川賞を受賞した作家の綿矢さんは、京都市北区の出身。実は今冬、小学館より刊行予定の最新小説「グレタ・ニンプ」は出産と育児をテーマにしており、自身の経験に基づいて執筆されたのだそう。2023年にはベストマザー賞に輝いた経歴のある綿矢さんならではの子育てトークも、お聞き逃しなく。